グループホームへ面会に行くと、母の手が温かだった。
「お母さんの手、あったかいね。私の手、冷たくなっちゃったから気持ちいい」
「なでてあげるわね」と、母は、私の手を何度も何度もさすってくれた。
みるみる冷たかった手が温かくなって。
「お母さん、この本に、私も書いているんだよ」と、「ふしぎ日和」を手渡した。
「きれいらね。ほら、この鳥、きれいらわ。赤ん坊もいるわ」
と、母はカスヤナガト氏のイラストを指さして。
巻末の名前が、ミスで「井島敦子」になっている。
でもこれは、私が結婚するまで使っていた字面。
「ほら、お母さん、私の昔の名前、あるよ」と教えた。
名前に見入っている母を見て、ミスだけど、これってミスじゃなかったと、編集者さまに感謝。
家に帰ってからも、母の手のなめらかさ温かさを、私の手が憶えていた。
母とのこういう感覚って、一生残るものなんだろうなぁ。
なかなか続かず、気力がわかず、困った困った。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
「お母さんの手、あったかいね。私の手、冷たくなっちゃったから気持ちいい」
「なでてあげるわね」と、母は、私の手を何度も何度もさすってくれた。
みるみる冷たかった手が温かくなって。
「お母さん、この本に、私も書いているんだよ」と、「ふしぎ日和」を手渡した。
「きれいらね。ほら、この鳥、きれいらわ。赤ん坊もいるわ」
と、母はカスヤナガト氏のイラストを指さして。
巻末の名前が、ミスで「井島敦子」になっている。
でもこれは、私が結婚するまで使っていた字面。
「ほら、お母さん、私の昔の名前、あるよ」と教えた。
名前に見入っている母を見て、ミスだけど、これってミスじゃなかったと、編集者さまに感謝。
家に帰ってからも、母の手のなめらかさ温かさを、私の手が憶えていた。
母とのこういう感覚って、一生残るものなんだろうなぁ。
なかなか続かず、気力がわかず、困った困った。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)