森川成美さまの新刊です。
まず、この表紙に目が釘付け。
明るい場所、北向きの場所、いろんなところに持って行って眺め、写真を撮ってしまった。
(装画はRe°さん、装丁はJUN KIDOKORO DESIGNさん)
1941年、12月。ハワイ島。
十四歳の日系二世マレスケ・コニシは、じいちゃんの店のラジオの声を聞く。
「これは訓練ではありません。本番です。
パールハーバーが日本軍に爆撃されています・・」
マレスケは公立学校で勉強したあと日本人学校で学んでいたが、戦争と共に生活が激変する。
じいちゃんはFBIがやってきて連れて行かれ、日系人は迫害を受ける。
戦争前の自分を「あのころのぼくらは、ふわふわ生きていたし、ぴかぴか輝いていた」と思い出す。
「日本はぼくらを裏切り、アメリカはぼくらを疑っている」
日本人だからと袋だたきにされたあとに見た虹。
にいちゃんが戦死し、重い心と配達の重い荷物をかかえて見上げた虹。
ノーレイン、ノーレインボウ。
マレスケの気持ちが、ずしっと重く伝わってきた。
裸足の生活、現地のハワイ人の恋人レイラニ、
一世はまじめで二世は陽気とか、
にいちゃんはじめ日系人がこぞって兵隊に志願した複雑な心境などなど。
80年も前のことなのに、そこで暮らしたようなリアリティ。
スパイとの接触を疑われてホテルに連れて行かれたマレスケを、
「ちがいます、この子じゃないです」と言ってくれた日系人のベルボーイ。
いろんなものが伝わってきてうるうる。
さすが森川さま、読ませます。
そして、読み終えたあとに残るのは、虹を見たような爽やかさ。
森川さま、さらなるご活躍を祈ってます!
幸せな気持ちになれる物語っていいな。
医学部の次の同期会、沖縄でやることになりそう。
みんな家族で参加すると息巻いていた。
我が家もふたりで行けたらいいな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
まず、この表紙に目が釘付け。
明るい場所、北向きの場所、いろんなところに持って行って眺め、写真を撮ってしまった。
(装画はRe°さん、装丁はJUN KIDOKORO DESIGNさん)
1941年、12月。ハワイ島。
十四歳の日系二世マレスケ・コニシは、じいちゃんの店のラジオの声を聞く。
「これは訓練ではありません。本番です。
パールハーバーが日本軍に爆撃されています・・」
マレスケは公立学校で勉強したあと日本人学校で学んでいたが、戦争と共に生活が激変する。
じいちゃんはFBIがやってきて連れて行かれ、日系人は迫害を受ける。
戦争前の自分を「あのころのぼくらは、ふわふわ生きていたし、ぴかぴか輝いていた」と思い出す。
「日本はぼくらを裏切り、アメリカはぼくらを疑っている」
日本人だからと袋だたきにされたあとに見た虹。
にいちゃんが戦死し、重い心と配達の重い荷物をかかえて見上げた虹。
ノーレイン、ノーレインボウ。
マレスケの気持ちが、ずしっと重く伝わってきた。
裸足の生活、現地のハワイ人の恋人レイラニ、
一世はまじめで二世は陽気とか、
にいちゃんはじめ日系人がこぞって兵隊に志願した複雑な心境などなど。
80年も前のことなのに、そこで暮らしたようなリアリティ。
スパイとの接触を疑われてホテルに連れて行かれたマレスケを、
「ちがいます、この子じゃないです」と言ってくれた日系人のベルボーイ。
いろんなものが伝わってきてうるうる。
さすが森川さま、読ませます。
そして、読み終えたあとに残るのは、虹を見たような爽やかさ。
森川さま、さらなるご活躍を祈ってます!
幸せな気持ちになれる物語っていいな。
医学部の次の同期会、沖縄でやることになりそう。
みんな家族で参加すると息巻いていた。
我が家もふたりで行けたらいいな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)