DPTワクチンを打ってきた

日本小児科学会で、小学校6年生の二種混合-DTワクチンに代えて、三種混合-DPTワクチンを薦めている。
うちのクリニックでも一生懸命勧めているが、定期接種と違って有料。
なので、希望者が増えなくて。

使用期限間近のワクチンが2本残っていた。



で、一昨日、私自身が接種してきた（看護師さんに注射してもらった）。

米国に転勤する家族に、つい最近打ったばかり。
「破傷風が危険なので、接種を受けてから10年以上経っていたら打つことになっているみたいで」とのこと。
出発が迫っていて破傷風ワクチンが間に合わず、DPTワクチンを打ったのだった。

私たちも釣りで怪我することはあるので、破傷風ワクチンは必要。
そしてもう一つ打ちたかった理由が。

DPTのDはジフテリアで、Pは百日咳、Tは破傷風。
ジフテリアは近年心配ないが、百日咳は現在流行中。



百日咳菌の遺伝子検査である百日咳LAMPの陽性者がとても多い。
発症して数日で陽性になる子も多数。

そんな中にいるものだから、咳はいつもの喘息の咳じゃなく百日咳かもと心配で。

私はインフルエンザワクチンでは接種部位がまっ赤に腫れあがる過敏体質。
DPTは腫れやすいから必ず腫れるだろうなと思ったのに、腫れなかった。
予防的にステロイドと抗ヒスタミン剤を飲んだのが良かったかも。

でもこれで、百日咳の子も安心して診療できる。
破傷風のリスクも下がるから、安心してまた釣りに行けるな。
待ってろヤマメ（まだ半年もあるけど）。

やっと動画関係の作業等々が終わって、作品読み中。
今夜は秋田市医師会園医の会。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)