川天使空間

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『さかのうえのねこ』いとうみく・作 よしむらめぐ・絵 あかね書房

2024年05月20日 04時48分28秒 | 創作・本の紹介
いとうみくさまのかわいらしすぎる猫の本。
季節風春研で見本を見せていただいていました。

 エステラは、さかのうえに ある 大きなでまどの ある いえで、
 おかあさんと おとうさんの 三人で くらしていました。
 ・・・・
 あさ、おきると、おかあさんも おとうさんも、エステラに
 「おはよう。かわいい おひめさま」
 と いいます。
 ・・・・ 
 小さな 小さなこが おかあさんの うでのなかに いました。
 「ふうちゃんよ。よろしくね。ふうちゃん、このこが、エステラ。
 なかよくしてね」
 ・・・・
 エステラは ぱっと かけだすと、おとうさんの 足のあいだを
 くぐって、しまりかけた ドアから そとへ とびだしました。

このあとの展開が、さすがいとうみくさま。
読んだ子がほっとするような結末になります。

ラストの
 「もしかして、ふうちゃんを まもってくれたの?
 おかあさんが いうと、エステラは、
 すんだ みどりいろの 目を ほそめて 大きなあくびをしました。

ここがすんごく猫らしくて大好きです。
ふうちゃんっていう赤ちゃんのお名前、うちのふうちゃんと一緒でほっこりしました。

猫が好きで、ひらがなが読める子は、きっと読みたいだろうな。
ピンクのケープを羽織ったエステラは、ほんとうにおひめさまのよう。
文中でも、さがしていますのチラシにも、「猫」っていう単語は出て来ません。
だって、おひめさまですものね。

絵本から社会物までといういとうみくさまの活躍の幅の広さには驚くばかり。
みくさま、ますますのご活躍を!

昨日は一週間以上放置していた草取りなどいろいろ。
『東北6つの物語』校正を夫氏にも見てもらった。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント (2)
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