川天使空間

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超重症心身障害児室にて

2010年06月27日 05時14分53秒 | 小児科
昨日参加した講演会のタイトルは、
「秋田県における『重症心身障害児・者』への支援を考える」

この4月、日赤秋田病院の近くに、秋田県小児療育センターと太平療育園が合併した「秋田県立医療療育センター」ができた。
その紹介を兼ねた講演会。
秋田県の現状や問題点を指摘する各講演のあと、小児科のトップである澤石先生の案内で、新センターを見学した。

画像は超重症心身障害児(超重症児)室のベッド。
各種モニターをつけ人工呼吸器につながれ、バスタオルを掛け布団にして小さな子が眠っていた。
体重ほんの数キロの重症児。透きとおる肌の可愛い子だった。
この部屋は、自分で呼吸も食事もできない重症児を10名以上受けいれられる仕様になっている。

自分で呼吸も食事もできないけれど、文字で自分の気持ちを伝えられる子もいる。
つきそいのお母さんやスタッフの笑顔に、ちょっとほっとした。

続いて肢体不自由の病棟に行き、ナナちゃんとサヤちゃんに再会。
タマちゃんは外泊中で会えなかったけれど、7月になったら会えるかな。

子どもたちに会えたら、がぜん創作意欲がわいてきた。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
モニターがいっぱい (こちらのまです)
2010-06-27 13:25:29
機械がたくさんで、背筋がひやりとしました。

普通に呼吸して、
自分の力で食べて、動けるのがどんなにすごいことか
気付かされた気がします。

生きているって、すばらしいね。

敦子先生も、その一助なのですね。
そんけい~。
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Unknown (敦子)
2010-06-27 14:38:49
のまですさま>

ええ、機械なしでは生きられない子どもたち。
先天性筋疾患の子が多かったような。
それでも自分を発信して生きていました。
震える字で書かれた色紙の文字。
いったい何時間かかって書いたんだろう。
ああ、あれを撮ってくれば良かったな。

ほんと、生きているってすばらしいです!
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Unknown (yesnid(虹乃)
2010-06-27 23:46:52
先天性筋疾患であっても、遺伝子組み換え技術が進歩すれば治りますよね。
返信する
Unknown (敦子)
2010-06-28 05:30:24
yesnid(虹乃)さま>

うーむ、胎児期から治らないとどうしようもないような。
未来の医学はどうなるんでしょうか。
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