川天使空間

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手足口病とヘルパンギーナ

2010年07月22日 05時23分02秒 | 小児科
夏かぜの代表格で、ただいま両者流行中。
昨日は、その中間型みたいな患者さんを続けて診た。

手足口病の原因ウィルスはコクサッキーA16、エンテロウィルス71が代表格。
ヘルパンギーナはいろんな型のエンテロウィルスが原因と言われている。
だから、エンテロ○○型で中間型が発生してもいいわけだけど。

手足口病は手のひら足の裏やひざやお尻に赤い発疹(ちょっと水疱ぽいもの)、そして口の中には舌やのど全体に痛みを伴う小さなアフタ。
ヘルパンギーナは発疹はなく、口の中は扁桃腺やその周辺が赤くなって水疱(あまり痛くない)ができる。

昨日の患者さんは、口の中はどう見てもヘルパンギーナ。
でも手のひらにも足にも発疹。
「この中間型だと思います」と、二枚の説明書きをお母さんに渡した。

ウィルスってほんと、どんどん変異していく。
それを診る人間も、柔軟にならないとやっていけないよね。

うーん、と立ち止まって考え、また書いた。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
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