川天使空間

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新型インフルエンザワクチンが届いた

2009年11月14日 05時26分20秒 | 小児科
追分小学校の一年生と下新城小学校の一年生が熱を上げて次々にやって来る中、昨日の昼頃、基礎疾患のある優先接種対象患者用のワクチンが届いた。

思ったより1mlのバイアルが多かったので一安心。
バイアルのロット番号と医院名医師名を入れた予診票(小学生までと中学生用と高校生以上用と計3種類)を必要分コピーし、接種前に読んでもらうワクチンの説明書もコピーし、看護師さんには予約ノートの12月以降分の作成をお願いし、予約・抽出した優先接種患者さんの電話番号を調べてもらうよう事務の人にお願いし、ワクチン予約電話の対応マニュアルの文章に不備はないかの確認もお願いし、秋田市で一人1000円の補助が決まったと新聞にあったけれどどう事務処理するのかを問い合わせてもらうことにして、井川町の健診に出かけた。

井川町で3歳児健診を終えてから保健師さんとお話。
前日までは「1000円の補助」だけだったのが、小児の新型インフルエンザワクチンは2回とも全額補助が決まったとのこと。
「来週から基礎疾患のない子のワクチン予約も受け付けます。病院に来て予約したほうが確実ですと伝えてください」と言って帰ってきた。
行き帰りのタクシーの中で爆睡。

帰ったらインフルエンザ患者さんと季節性インフルエンザワクチンを受ける人で外来はごったがえしていた。来週はもっと混雑が予想されるから、ワクチンの注射器(新型インフルワクチン用にはロスの少ないインスリン注射用を準備している)の扱いや予診票の記載などどうやったら手際よく流れるか考えながら作業。
途中で下新城小学校の養護教諭の先生から「一年生が学年閉鎖になりました」の連絡があったっけ。

診療を終えてから、来月の小児科診療予定表と母子手帳に貼るロット番号シールを作る。
(新型インフルエンザワクチンのバイアルには時間的な余裕がなかったのかシールはついていないのだ)
そのあと、準備したワクチン予約ノートを見ながら、次々に電話。
重症の脳性マヒの子、重症喘息の子、白血病の子、多発奇形のある子、染色体異常の子、筋ジストロフィーの子……。
月曜から火曜にかけての予約欄がこれらの子たちの名前で埋まった。
「連絡くださってありがとうございます」
というお母さんの言葉に疲れも吹き飛ぶ。

一回のワクチンくらいではそんなに効果はないかもしれない。
でも、私が今できることはこれくらいしかないから。

創作ファイルを開いて、以前に書いた詩に「!」をひとつ入れた(笑)。
今日外来はお休みだけれどまた電話をかけまくり、来週の予約枠をきちんと埋めねば。
お昼からは旦那様と「周産期新生児研究会」に参加。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
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