しょうがないのだ、石垣島の新年は例年のとおり良くないのだ。2016年の元日は良く晴れて、白保の海岸から初日の出を眺めたのが記憶と記録にあるだけだ。石垣島を含めて沖縄に通算11年住んでいるわけだが、沖縄での初日の出の記憶というのは、残念ながらそれだけなのだ。(酔っていて外に出られないこともあることはあったが・・・)
10日間予報にしたがって、4日以降の回復を願うしかない。が、その予報もだんだんと思い通りにならなくて、お天気マークは、休暇最終日の7日からと来た。何とかならないものか。いじわるな日本気象協会。
で、例年通り、初日の出はTVのお世話になった。羽鳥さんのが、富士山上空のヘリから撮影していたので、そちらで新年の初日を拝ませてもらった。
見事な雲海、こういう風景は、ヘリか三つ峠など、周りの展望のよい山頂からしか拝めないのだろうが、今年の元日の富士は、とくに「良かった」。雲の波が青くうねうねとして、東の空が次第に黄金に染まったかと思うと、時計回りに迂回したヘリから宝永山あたりからダイヤモンドが燦然と光芒を放った。「めでたしめでたし合掌、祝杯」
とアンチョコな幕開けの1月1日であったが、富士山が、今年も来いよと呼んでいるようだ。今年は、また山開きの7月1日に合わせて船津口から登ると決めているが、こんどは、あの山頂から丁度半年後の「生の」ダイヤモンド光を浴びようぜ。