昨日、2019年1月23日という日は、朝から晴れて、冷たい空気が心地よく、ベランダに出てみると、東の空に金星と木星が仲良く並び、さそり座のアンタレスも彼らのまばゆさに、見とれているようでもあった。
輝きの順に金星ヴィーナス、木星ジュピター、アンタレス
やや、北側が見渡せるので、見上げると、こと座のベガが輝いていたので、レンズを向けると、ややかすかにではあるが、はくちょう座のデネブ(おしり)が映っているではないか。スカイマップで確認すると、午前6時30分過ぎには、すでに、わし座のアルタイルも上がってきてはいるのだが、雲の中。わざわざ、白保に行かなくともベランダからもいただくことができると確信、今朝に望みをつなごう。17日の月あかりが明るく明け方の光と相乗してむつかしいんではあるけれど。
夕方、職場から帰って、浜に下る。夕闇の南南西に、みなみのうお座のフォーマルハウトとエリダヌス座のアケルナルをいただく。
石垣空港に降りる飛行機が彼らの上に光跡を引く。
アケルナルは、大きな河エリダヌスの果て。オリオンのリゲルの近くから、みなみの空に長い川が流れる。
オリオンのベテルギウスとリゲルもいただく。
やや北東の、夜空には、冬のダイアモンドが贅沢な光を見せている。
ここで、やっとおうし座のアデルバランをいただく。
オリオンからアケルナル、フォーマルハウトを魚眼で俯瞰。夕闇がまだ明るく、月はもうすぐ上がってくる。
家に帰って、くつろいだ後、再びベランダに午後10時近く。南の空に、りゅうこつ座のカノープスが雲から顔を出してくれた。なんという、幸い。
この日だけで、全一等星21のうち、デネブ、フォーマルハウト、アケルナル、リゲル、ベテルギウス、アルデバラン、それからカノープスと1月に残っていた8つのうち7つもの輝き星をいただいた。
17日の立ち待ち月が、朱い出で立ちで、現れる。かぐや姫様、ルナ女神、このはなさくや姫様、マリア様様、観音様、ヴィーナス様、あらゆる天の女神様に御礼をしながら、酒を交わす。
残ったのは、わし座のアルタイル君。さあこれから、ベランダに出てみようぜ。1月24日、ただいま午前6時11分。