かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

2024年の厳冬期に聴くロ短調ミサ

2024-01-25 14:30:59 | 日記

今季最大級の寒波が来ていて、朝窓を開けたら当地においても数センチの雪が降り積もっていた。降った雪は強い北西の風に吹き飛ばされている。外はさぞや寒かろう。能登の被災地はどうなっているのだろう。ウクライナやロシヤの兵隊さんたちは塹壕の中で凍えているだろう。などと頭をよぎるのは「負」の映像ばかりだ。

朝5:00から放送されているNHKFM「古楽の楽しみ」は毎日聴いているわけではないが、今週はバッハの「ロ短調ミサ」が鈴木優人さんの解説で、五日間に分けて丁寧に放送されているので聴こうとしていたが、寒さのせいか酒のせいか最近目覚めが遅く、気が付いたら5:30をまわっていたなんてこともあり、すべて聴けていない。

そんなことをきっかけに、あらためてYoutubで検索にしてこの大作を改めて聴くことにした。Wikipediaが説明している通り、「ロ短調ミサ」は、「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」と並んでバッハの声楽曲の最高峰に位置される名曲で、演奏に2時間近くも要するという長大なミサ曲ながら、散りばめられた27曲の独唱や合唱曲はどれも珠玉のように美しく、バッハの緻密な数学的作曲技法やカトリックの深遠な教義の門外漢であっても、このミサ曲は聴く者に寄り添いながら天上に誘ってくれる。

さて、今日は誰の演奏で・・・とアップロードされたている楽曲をみてみたらカール・リヒターが1969年にディーセンクロスター教会で演奏した録画が「日本語字幕付き」さんのサイトからアップされていたので一気に聴いた。映像も音響も1960年代とは思えないほど高品質で、教会のすばらしい装飾美と併せてひさびさリヒターのバッハを満喫した。

(ただ、Youtubは有料だと広告を除外できる機能があるそうだが、いつも無料視聴者なので、演奏中に時々無配慮な広告が入るのにはシラケてしまい、その広告をいちいちスキップするのが面倒だ。ヒトがいい気持ちでいるところをズカズカ入り込んでくるその広告企業の商品を手にすることはないだろう。)

ああ、わが家のトイレの照明灯の隙間から階上の住人の台所排水管から漏れた水がボタボタと漏れてくる最難などもあって、新年早々「ことしは、たしかにわざわいのとしになるであろう。」とマイナス思考の日々を送っていたが、バッハ先生に「復活の力」をなにやらいただいた。厳冬期、季節の底でもあり、ウクライナやパレスチナでおきているイクサや能登の大地震など世界中で起きれいるテンサイという出来事も、もうそろそろ「奈落の底」達したと思い込みたい。

ロ短調ミサの第1曲と終曲は下記のとおりだ。

第1曲

Kyrie eleison.  ↓

主よ、あわれみたまえ

 

終曲 第27曲

Dona nobis pacem. ドナ ノビス パーチェム

われらに、平安を与えたまえ

 

 

「神さま、どうか奈落の底にある人々に救いと平安を与えたたまえ!」

と南十字座に十字架を描いて手を合わせようではないか。

 

Wikipedia ロ短調ミサ

 

 

 

カール・リヒター(1969年)で聴く「日本語字幕付きオペラ」さん提供のロ短調ミサ

 

 

   

 

 

 

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