おとついの新月の夜、21時ころにベランダに出たら雲がなくオリオンが美しく輝いていたので、久々にインターバル撮影したものを比較明合成してオリオンの軌跡を記録したいと思い、100枚撮影の設定をして部屋に入った。
約20分後にカメラの回収をしたが、なぜか半分の50枚しか記録されていなかったようだ。50枚程度では下のように十分な軌跡とならないとならない。失敗の原因は、カメラの設定がJpg撮影とRAW撮影の同時撮影だったため、おのおの50枚づつ計100枚撮影された時点で、カメラの知能が100枚終了と判断したためのようだ。
倍の200枚撮影設定にするか、jpg・rawのどちらか1本にするかの設定を行う必要があった。このところ星空撮影もご無沙汰、なおざりにしていたので、このような失敗したようだ。カメラの設定なんてすぐ忘れる。
これではいけない。今年は、明るい都市の夜空を逃げ出して、星がさんざめく山のテント場や郊外の砂浜にもっと出かけて流星や星の軌跡をもっと撮ろうか。
山のテント場といえば、衰え行く現状の体力では三脚を担いで高い尾根に登る自信がない(笑)ので、降りたバス停や駅の「すぐそこ」のテント場を探したい。
ここ数年の経験から「すぐそこ」のテント場で星空撮影の適地を思い出す。
アルプスなら、立山の雷鳥沢は30分程度の歩きでサイトについた。立山の大観を一望にできた素敵な場所だった。料金は大幅に上がって、ヒトも増えたようだが、夏休み前などを狙って再訪したい。
富士山ならば、精進湖もバス停から「すぐそこ」で、湖の正面に富士がデーンと鎮座していた。
日光の湯元キャンプ場、北八の白駒池、岩手山の焼走りなんかは、ほとんど歩かずにテントを張れた。焼け走りは温泉もあり格別だった。
尾瀬沼のキャンプ地はバス停のある沼山峠からだと小1時間、三脚背負ってギリギリ何とかなるだろう。
まだ行ってはいないが、八甲田の酸ヶ湯キャンプ場もバス停から「すぐそこ」で、そのうえ酸ヶ湯温泉の割引もあるという。
近場では、泉ヶ岳のキャンプ場が新しくなっていて,、案内では平日1泊500円、コインシャワー1回100円とあり、もう住んでもいいくらいだ。いわばテントの別荘候補だ。
山のキャンプ場なんて、歩いて収穫した山菜やキノコで晩餐をし、暗くなってから星空撮影なんてできるから、もう老いらくの暮らしにとって、楽しすぎる場所ではないか。
問題は・・・・クマさんなんだが・・・夜間に鈴音もかなわんし、どないしょ。(どこも近くにヒトはいるから、いざとなったら助けを求めるか・・・・)
「すぐそこ」テント場からのほしぞら
日光湯元 オリオン
立山雷鳥沢 木星
岩手山焼走り 月と火星
北八双子池・金星(ここは「すぐそこ」ではない。白駒池からのほしぞら写真がなかったので。)