昨夜は3歳のお月様も20時ころには西の空に沈みはじめて、雲もなくすっかり晴れていたので、久しぶりにベランダに三脚を立て、微速度撮影(アニメーション動画)を試みた。
今年は、山や海辺のほしぞら写真撮影に回帰する年と位置付けており、晴れていたら今のうちにタイムラプス(静止画の連続写真を合成)や微速度撮影を練習しておこうと思う。こうした撮影は、しばらくやらないとすっかりコツというものを忘れてしまい、いざ現場に行くとあたふたしてしまうから、日頃の練習が大事なのである。
昨日の微速度は、ISO800/F2.8/8秒の設定を10秒間隔で100回、およそ1時間ほどの設定にしたから1時間のうち8秒間・200回の撮影をおこなったことになろうか。
それでも、動画の再生時間はわずか15秒だけになった。Youtubにアップしたものを下記に貼り付けたが、Youtubの設定で再生速度を×0.25と遅くして眺めれば何とか鑑賞に値する。短い動画の中に人工衛星らしき物体が素早く横切り(流星かも)、すくなくとも3個の流星が墜ちて行った。今の時期流星群情報はなく、名もない天体からの贈り物であろうか。再生すると夜空も結構にぎやかだ。
午後8時の今の南の空は、オリオンのベテルギウス、こいぬのプロキオン、おおいぬのシリウスの一等星たちがおおきな「冬の大三角形」を描いていて、空の明るい仙台の空でも容易に確認できる。もう1ヶ月もすれば、この時間帯の「冬の大三角形」も西の方に移動して、わが家からは望めなくなってしまう。
昨日今日と昼は15度を越して、そろそろ星空撮影も苦にならなくなってくるのだろう。「微速度撮影」は多少雲が流れても面白く、流星も写りやすいので、夏のペルセウス流星群のころまで、なんども試写を試みよう。