今朝オンラインで中継されたH3ロケットの打ち上げ模様を見ていて、前回に失敗したと聞いていたものだから、3分ぐらい前から女性スタッフによって機械的に発出される「秒読み」の声に重なる様にオイラの心拍はドキ・ドキ・ドキ・ドキ・・と高鳴り、発射後も前回失敗した二段目の切り離し、そして約20分後のエンジン静止と模擬衛星一基の切り離しまで固唾をのみながらパソコン画面に注視していた。
直後に管制センターのスタッフの拍手と握手のシーンが映し出されて、ようやく今回の打ち上げが成功したとわかり、ようやく安堵の息を吐いた。
SFマンガや映画でいやとなるほど見てきたような宇宙への気軽な旅立ちスタイルからしたら、あるいは1000年後の人類(まだ存在していたら)から見たら、このような莫大な燃料の噴射からなるロケットスタイルでの旅立ちはものすごく原始的なものかもしれないが、科学技術の驚異的な進歩は、きっと人類を昔見たよなSFの世界に連れて行ってくれるのだろう。(その時まで存在していてくれたら)
種子島と同じようすばらしい青空が広がっていたので、14℃の種子島と違って9℃の北国ではあったが、眩しい光に誘われるように青葉の森を少し歩く。
短時間のため野鳥たちには満足に出会えなかったが、約束された日より少し早くマンサクがところどころ開き始めていた。小さな花ではあるが姿かたちはまるでお星さま。種子島の青空とひとつながりの青空にマンサクの花はレンズで覗くと煌めく星々のように映る。
今週の陽気で、山形蔵王の樹氷は跡形もなく消えたとのこと。また訪問の機会を逃した。泉ヶ岳スキー場もはや閉鎖したとか。こんな様子を聞くと、早すぎる春をもろ手を上げて喜べないのだが、早くスプリングエフェメラルたちに会いたい。