職場の仲間たち5人と、土曜日からの三日間、イリオモテの南海岸と浦内側深奥のマヤグスクの滝を巡ってきた。ただの散策のようなイメージで歩くと、大いなるしっぺ返しが待ち受けている。10月の北緯25度の島は、いまだ熱島なのだ。
1日目、白浜から船浮集落へ
2日目、クイラ川遡上、峠を越えて南海岸へおり、南風見田の浜へ
ふなうき荘の親父の小船で、朝7時出発。途中、水落の滝を案内していただいて、クイラ川をつめて
峠の上り口へ、谷筋を登るのだと、何度もアドバイスをいただく。右岸から左岸へ川を渡る。
満潮のため、かなり川も深く、足の短いオイラは、ちんぽこまで水に漬かっての渡渉となり覚悟を決める。
南海岸までの峠越えは、踏み跡が安全としないので、確実に森林局のテーピングを探しながらののぼりとなる。
五人おのおの目を凝らしながらテープを探し、テープを見失しなったら元にもどる、一歩後退二歩前進というところか。
登りに1時間、降りに30分というところか。それにしても、前進汗だぐで、熱中気味。
この日の、南海岸は大潮だが、午前は満潮。沿岸の岩を乗り越え、波打ち際を波に漬かりながらの、遅々とした歩行。
昼ごろからようやく、リーフ内を歩けるようになって、途中、メインシンボルのトーフ岩を経由して、南風見田浜までの
果てしない午後を歩行し、バス停のある豊原に到着したのは16時30分過ぎ。終バスはもう1時間前に出ており、レンタカー
屋さんに迎えに来てもらい、その日の旅を締めくくる。ご苦労様。行動時間8時間30分。
3日目、浦内川遡上、カンピレーの滝経由、
横断道からマヤグスクの滝往復
10年前の記憶は、ほとんど潰えていて、カンピレーから横断道入り口(右岸の岸辺をたどれば見つかる)、イタジキ川出会いからマヤグスクの滝へのルート入り口など(左岸の岸辺をたどると赤テープがいざなう)少しあわてながら探して、時間を食った。始発の船が軍艦岩につくのは、10:00.そこから汗だくになりながら、マヤグスクにたどり着いたのは12時45分過ぎ、16:00時の最終船にもどるには、13時過ぎには出ないとならんが、熱中症気味の皆が滝で水を浴びたら、余りの快感で、その場所を動きたがらず。しかし、意を決して、13時15分には折り返し、カンピレーで再度水浴びし、軍艦岩には、ぎりぎりの15時45分。あと、1時間余裕があれば、もっともっと楽しめるコースであるが、10月は、まだまだ、うだるような季節。全身ぐっしょりとなりながら1.5リットルの水は、スッカラカン。沢水は当てにできず、2リットル以上は持ちたい。
上原港からの船が出ていたが、ちょっと海が荒れると欠航になり、大原までもどらなければならんが、浦内川16:30分だと最終船に乗れない可能性。運のいい1日でもあった。
また、この場所に立つ日はあるのかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます