(午後は、きらクラ!を聴きながら)
驚いたね。このCDは、昔購入して何度か聴いていたが、グレングールドのK545。こんなにテンポが速く、宝石箱を覆したようにキラキラ輝いて、瑞々しいとか若々しいとか陳腐な表現では形容できない若き日のグールドの感性。じつは、昔は、グールドのモーツァルトは、作為的であまり好きになれなかったが、今この年齢になって改めて聴いてみると、「若さ」に対する嫉妬のようなものを感じた。
今朝採れたてのスバルは、若きグールドの輝きか
(同じく、きらクラ!を聴きながら)
週末は、文化会館で二期会の「ばらの騎士」を楽しむ予定であるが、オーケストラは読売日本交響楽団であるから主席チェロ奏者が、ただいま「きらクラ!」の放送でお話している遠藤真理さんであり、ゾフィー役はきらクラの前の番組「きまクラ」のMC幸田浩子さんだ。つまり、NHKーFMで親しんだお二人と同じ空間に4時間ほど滞在することになる。オーケストラは、舞台下のボックスで演奏すると思われるので、遠藤さんのお姿は拝見できないかもしれないが、東京に着いたら小型双眼鏡購入しよう。一生懸命リハーサル中だという。思わず、がんばれよおと叫びたくなる。
上から、スバル、アルデバラン(おうしのお顔)、下にヴィーナスが月の隠れた未明の空を照らす。
遠藤さんも、幸田さんも「地上の星」に違いない。
(午前、名演奏家の時間を聴いて)
今年が、生誕100歳となり、33歳の若さで血液の病気でなくなったルーマニアのピアニスト、ディヌ・リパティ。彼のCDも2枚ほど購入しており、ブラームスのワルツやバッハのパルティータをしみじみと聴いた。そうか、最期の演奏会ブザンソンで、予定していたラスト演目、ショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ」を弾くだけの余力は、もはや残されておらず、一度舞台袖に退いて、再び現れたとき弾いた曲が、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」であったとか。残念なことに、その音源が残されていないという。もっと彼のドキュメンタリーを読みたくなった。探してみよう。
本日の夜明け前。明けの明星を追うように東の雲間からオリオンが姿を現す。リパティもそれらの星になったのか・・・・・
(きらクラの放送が、今終わろうとしている)
さてと、YOUTUBEで腹筋やるか!昨日の筋肉痛ではあるが・・・
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