いったいこれまで、登山やキャンプに使用するためどれぐらいの種類のバーナー、ストーブといった燃料器具を購入してきたのだろう。
① 10代から40代前半までは、燃料に白ガソリン(白ガス)を使ったホエーブス、プリムス、コールマンなど冬山でも使用可能な強力なバーナーを使用してきた。
② 40年代後半から60代前半までは、軽量で火力も十分なOD缶(アウトドア缶)という半円球状のボンベとプリムスの軽量バーナーをもっぱら使用してきた。
③ 60代後半にアルコールストーブ(アルスト)や固形燃料とメスティンの存在を知って、その器具のシンプルな構造、軽量、安価という性質に惹かれた。百均で110円で3個の袋に入った固形燃料もアルストしよと正確を一にし、適量のアルコールや固形燃料を使用したメスティンの自動炊飯も楽しくなってきた。なので、もうこれからは登山やキャンプの主たる友は、アルストや固形燃料だと決めていた。
その意に反して、今回、CB缶という家庭でも使う円柱状ボンベを燃料源とするコンパクトバーナーを買わざるを得ない事情が生じた。そのため昨日通販サイトを眺めて、Made Iin japan で値段が最も安Iwatani社のジュニアバーナーを注文したら、昼前には届いた。
その事情とは、飛行機で南西諸島にわたって二日ばかりキャンプをしようと考えていて、当初百均で買い求めた固形燃料を持って行って煮炊きをしようと思っていたが、ネットで確認したところ「航空機には固形燃料と言えども燃料類を一切持ち込めない」ことが分かった。
飛行機利用の場合は、燃料を行先で調達するのは常識だが、固形燃料ぐらいはポケットに入れても大丈夫だろうと高をくくっていた。
その現地調達なのだが、石垣島や西表島ではOD缶、アルスト用アルコール、固形燃料の入手はそう簡単ではないと判断した。これらはDYT店にはあるだろうが、前にこの島で生活していたから分かるのだが、それら大型店は郊外にあることが分かっていて、探しに行く手間がかかると考えた。それならば、コンビニやスーパーにも置いてあるCB缶を使うしかない、コンビニは石垣島の港近くにあるので、簡単に入手できるだろうと判断した。西表島の地元スーパーにももちろんあるのだろう。
なので、この缶を燃料とする専用バーナーを購入する羽目になった。回りくどい説明になったが、このバーナー、「燃料がすあちこちで確保できて、アルストより格段に火力が強く、百均なら1本100程度で缶を購入でき、家でのなべ料理や防災用にも利用できそうだ」ともいえるので、ぼちぼち使っていこうか。
何かのテレビ番組は、あのアフロ記者稲垣さんの電気もガス契約もないシンプルな生活の紹介をしていたが、彼女はカセットコンロで一汁一菜の料理を楽しんで、シンプル生活を楽しんでいたな。
オイラのこの先の理想的な自炊生活の友となってくれるかもしれない。CB缶とこのバーナー。(電気もガス求められた羽目になってもダイジョウブサー)
かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山
野伏ヶ岳(のぶせがたけ)・1674m・日本三百名山№268
三百名山の中で、登山道がなく冬山、残雪時が登山適期というのは、この山と笈ヶ岳(おいずるがたけ)くらいか。オイラのような自信のない単独登山者は、よく晴れた残雪時期に、他のグループの足跡を追って登るのがいいだろう。そのためには休日がいいだろう。ちょっとずるいが。「野伏」といい「笈」といい、名前の由来を知りたいな。一度覚えたら忘れないような土着的な名前。
「シャモCHAMONIX登山専門店」さん提供
初春の野伏ヶ岳 令和4年3月16日 (和田山牧場跡~ダイレクト尾根~山頂~北東尾根~和田山牧場)
素晴らしい雪山登山の映像。3月に条件がいいとスノーシューだけで登ってこれるんだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます