年のせいにはしたくないが、このところ山で出会う植物や野鳥やチョウの名前がすぐ出てこない。
その原因は、おおむね植物ならば花や新緑の樹木や採取対象の山菜といったように、彼らとは1年の上半期に出会う機会が多く、同じように野鳥ならばルリビタキのような夏鳥、チョウならばヒメギフチョウなどのスプリングエフェメラムを中心とした春に飛び回るチョウを追いかけてばかりいるので、1年の下半期はもう出会う機会がなく、そのため記憶力が薄れてしまうからなのではないか、と思っている。
昨年などは、秋から初冬にかけてはキノコばっかり追いかけていた節があるので、悲しいかな、わが薄っぺらな脳裏にキノコの名前が上書きされてしまい、せっかく覚えた春のスミレや高山植物などの名前がなかなか出てこないようになっている。
今年も、あっという間に春の生き物の季節がやってきた。そのため、一度覚えたがなかなか出てこない生き物たちの名前と生態を復習しようと、我が家の図鑑という図鑑を参集させページをぺらぺら開いている。
もう来週から、カタクリやスミレ、ヒメギフチョウさんたちが登場してくるかもしれない。
そのあとで、すぐにタラの芽やコシアブラの若い芽が顔を出してくるぞ。
青葉山に、太白山に、青麻山にと出かける準備をしなければならない。忙しくなるぞ。
グレートトラバース3から 南アルプス塩見岳の残像
伊那谷方面からのドローン映像から (色鉛筆効果)
塩見小屋からの眺め (水彩効果)
かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山
御正体山(みしょうたいやま)・1681m・日本二百名山(№162)
道志山塊の最高峰にして信仰の山。道志山塊は丹沢山塊の奥という僻遠のちのイメージがあったが、よくよくルートを見ると山梨の都留市側や山中湖方面からアクセスが便利なので、登りにくい山ではなかった。やはり信仰の山ということで御正体神社のある池ノ平から数ある石仏に手を合わせながら山頂を目指すべきだろう。山頂まで富士や南アルプスの展望個所はあるが、山頂は広葉樹に覆われて展望はない。平成16年、天皇陛下が皇太子時代にこのルートから登られたということだが、二百名山の中でも地味地味なこの山を選んだ理由を知りたい。
「蕎麦屋の店長さんの登山日記」さん提供
【日帰り登山】天皇陛下が皇太子殿下の時に登られた山梨県都留市の御正体山に行って来ました。
シンプルですが登山道よくわかりました。
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