八重山地方は、梅雨が明けると晴天か熱帯低気圧ないし台風の季節を迎えるが、当面平和な星空が望めそうだ。もう、昼間の炎天下はエアコンの効いた室内でじっと仕事か読書をして時を過ごし、夕闇深まるうころから日の出にかけて、うっとりするほど心地の良い風に吹かれながら、大空を見上げて星空とともに時を過ごす、これが八重山の理想的な夏の過ごし方。明日から休日なので、三脚を持って海岸に出ようか。
九州福岡大分地方では、記録にないほどの大雨で川の氾濫映像が飛び込んできたが、やはりここ数年、地球上のあちこちで激甚の程度が大きくなって、生きて生活している人々の記憶にないほどの災害が多発しているようだ。そして、SNSの普及とともに、あちこちから生々しい激甚シーンがリアルタイムでお茶の間に送られてくるが、その猛威になすすべもない。2011年の「あの時」が思い出されて、またまた、眉間にしわがよる。
現地では消防や自衛隊のヒトは必死こいで救出に当たっているのだろうが、おいらのような遠い場所の視聴者は、ただただ、無事を観音様に祈るしかない。大いなる地球の気候変動には、なすすべもなく、いまさら、温暖化防止のために何をやっていいのかさえ、エアコンの効いた室内でTV視聴をしながらでは、分かりようもない。
今朝も、金星も日の出前のオレンジ空に静かに溶けていき、近所の野鳥もかまびすしく歌唄う平和な朝。平和であればあるほど、この夏、当地でも激甚の時がやってくるのではないか、と、預言者じみた眼で朝日を待つ。
今朝は、70~200の古いニコンレンズで、昨日と同じアルシオーネとビーナスを撮ってみた。
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