かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

海抜ゼロメートルからの富士山頂

2017-07-07 13:46:27 | 日記

「田子の浦ゆうち出でて見れば真白にそ不尽の高嶺に雪は降りける」山部赤人「静岡県田子の浦を通って海岸沿いに行くと富士山の高いところが真っ白だ。雪が降ったんだなぁ」と万葉時代の赤人さんが歌っているその田子の浦から富士山修験のメイン登山道「村山口」ルートで、月末、いよいよ富士山頂を目指す。

田子の浦の波打ち際からまず村山浅間神社経由で富士山六合目までが1日(ガイドブックでは15時間の行程)(駐車場付近で3時間程度サバイバルシートごろ寝仮眠)2日目富士山六合目から山頂を登拝して、好天ならお鉢めぐりを経て山梨側五合目に降り、体調がよければ富士山の樹海を小走りに降り精進湖に抜ける。(この日も15時間程度の行程)

と、富士登山旅館組合の人々からヒンシュクを買うような「弾丸登山」ではあるが、4月の末には富士山をぐるっと1周120kを18時間で歩いたとどちらが体力的にきついか、貴重な人体実験であるからお許し願いたい。いわば水平的歩行と垂直的歩行とのちがいを、肌で感じとろうとする試みである。

同行は、20代のエリートランナーO君。彼の体力についていけるとも思わないが、富士山がはじめてだということから、オイラがガイド役。ガイドのペースでゆっくり「修験道」たるものを2日間で味わせたい。

 

 

昨夜19時30分過ぎの12.4日の月


 



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