かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

25年ぶりの二口渓谷へ、バスに乗って感じたこと

2024-05-13 20:34:13 | 日記

仙台地域の登山愛好家に人気の北蔵王山系の大東岳(だいとうだけ・1365.4M)や景勝地の盤司岩(ばんじいわ)など周遊の起点となる二口渓谷(ふたくちけいこく)歩いていたのは、もう25年以上前だったか。

この山域は、もう一方の人気の山・泉ヶ岳とちがって昔から登山に適したバスがなく、車がないとアクセスしにくい。2001年以降は沖縄に転勤するのを機に車を手放したこともあり、車を持たない身にとってこの25年間は近寄り難い山域だった。これが御無沙汰した理由である。

その不便なバスダイヤなのだが、仙石線の愛子駅から登山基地となる最終バス停「二口」まで走るバスは、土曜日に2本、日曜・休日になぜか1本のみである。

この土曜日の二便運行するダイヤも、意味不明の設定で、午前便の二口着が10:07、午後便の二口発が14:40と4時間30分程度しか間隔がないため、大東岳往復登山をはじめとする満足な行動が不能となっている。

先週の土曜日、それでもこの行きと帰りのバスに乗ってみる気になったのは、こないだ交付された市営バスに1割のチャージ分で乗られる「敬老乗車証」の恩恵なのであり、今の二口界隈の様子を確かめて、帰り秋保温泉にでも浸かって帰ろうかと思ったからである。

結論から言うと、やはりバスを利用して日帰りの遊興に利用するには時間足らずで、さらに帰りが土曜日午後ということもあって秋保温泉は混んでいて湯につかる気が湧いてこない。なので、この路線の日帰り利用案は「没」という結論に達した。

ただ、バス停から歩いて15分程度のスポットに小ぎれいなバンガロー付きのキャンプ場ができていたので、あるいは、ここに1、2泊して登山をしたり山菜料理を楽しんだりすることができるかもしれない。今度考えてみよう。平日なら、二口のバス停から30分ばかり歩いた野尻北という集落のバス停まではバスが四・五本やって来ているので、あるいは土日にバスで来て、月曜、火曜の昼前に秋保温泉経由で湯につかって帰るのが、車を持たないわが身にとって現在のところベターな選択なのかもしれない。

土曜日は、25年前以上前には大東岳登山の復路に利用した裏盤司コースをのんびりと歩いたり、キャンプ場を見て回ったりしただけ。右ひざの膝の調子は相変わらずで、山の下り道に不安を覚えた。なんとかしないと。それにしても、トレランやっていた10年前は、往復標準時間6時間の大東岳メインコースを、あるいは4時間で登ってこられたかもしれないな・・・・・ずいぶんとくたびれたもんだ・・・悲しい。


    

     

      宮城でシソ科のオドリコソウにであったのは初めて。

     

     アブラナ科のヒロハコンロンソウかな。これも初めてかもしれない。

     あのころ、山の花に興味なかったのかな。

     

   ユリ科のホウチャクソウだ。毒があって食べられないことは分かっているが、ユリ科は皆清楚で美しい。

    

   五月の裏盤司コースは、いわばシャク(山ニンジン)街道。白い花と芳香が続く。

      

     雨が降るよな雨滝まで行っておにぎり食べて、コーヒー飲んできた。

コメント    この記事についてブログを書く
« 前期高齢者の哀楽 | トップ | ブナの実の豊作を祈る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿