言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

日本遺産のこと

2017年08月27日 | 日記
 2年前に、人吉球磨が「日本遺産」に認定されました。その時の新聞記事を見ると
『人吉球磨 相良700年の隠れ里』『日本遺産認定第1号』『社寺、仏像・・・独自の文化発信へ』とあります。人吉球磨の10市町村で取り組んでいますが、当初もですがまだまだ同一歩調でないという感じがしています。
 このことで市町村ごとにデザイン会議なるものが予定され、今日は山江での会議でした。その会議の前に(合戦ヶ峰観音堂)に駐車場等を作っておられますが、その中にトイレと物産販売所もできます。その建築設計説明会がありました。チョー有名な設計士さんだそうで国立競技場も設計された方だそうです。その方の説明がありました。とてもいいのができそうです、楽しみです。
 会議のことです。企画会社(コンサルタント会社)の方の説明がありました。滅茶苦茶小さな字のプリントでした。見た途端、都会的でした。内容もとても都会的でした。(東京的といったほうがいいのかもしれません)
 “東京的”な思いや考えで日本各地が動いていくというのは何となくイヤではないですか。従ってちょっとだけ持論を述べさせてもらいました。
 ただ基本的な考えには賛同でしたのでそんなに駄々はこねませんでした。一つは、せっかく山江に来ても人吉に泊まるということです。民泊、ゲストハウスなどを山江にということも考えていくべきだと思いました。また、情報発信が苦手なことは都会的発想にお願いした方がいいのかもしれません。
 日本遺産という価値はもらったのでしょうが、それをどう活かしていけばよいか、これからの大きな課題です。私は文化財を真ん中に据えて考えていこうと思いました。

 写真は合戦ヶ峰観音堂の建設中の駐車場です。この一角にトイレと物産販売所ができるのだそうです。

 今日の天気(一時ちょっと雨も降りました)