今日は山江村3校での「教育の情報化」研究発表会でした。行きがかり上、山江中の授業を参観してきました。午後からは全体会が行われたのですが、授業だけ参観して分科会も出ずに帰ってきました。
今年で8年目の発表会です。「10年計画」の言い出しっぺなので、先生たちには少しは後ろめたさもあるのですが→まあ、いいか、です。情報教育の動き(流れ)や現場授業から遠のいているので詳しくはわかりませんが、感じたことを少しだけ。
8年前に取り組みはじめた頃には目新しいことがたくさんありました。でも、いまはそれ程となっているようです。プログラミングですら・・・それほどになっているのではないでしょうか。しかし、こんな時だからこそ‘原点に返る’ことも大切ではと思いました。過去を振り返って検証してみることも必要なのかもしれません。すると10年以降のことが見えてくるのではないかしら、と思いました。
中1の理科を楽しく参観することができました。テーマのひとつでもある‘対話的な学び’を意識された授業でした。対話的で深い学びになるには個の学びが前提になければ成り立ちません。個(一人一人)の考えを深める、というのが時間的に足りなかったのかな?でした。
もう一つは教科書が使われなかったことです。あえて使われなかったのか??私個人の考えは1単位時間の中で教科書はどこかで登場させるべきだと思っています。今日の授業ではまとめの場面で‘生徒用デジタル教科書’を使うともっとよくまとめが為されたのではと思いました。
今日の授業のすべての指導案を見せてもらいましたが‘デジタル教科書’という言葉すら見れませんでした。あえて指導案に明示することもないほど‘当たり前化’しているのかもしれません。学習者用デジタル教科書を!という頃に、私は撤退したのでたいへん気になっていることなのです。
体育館での機器の展示には企業の方が来ておられました。suzuki社長さんにも1年ぶりにお会いできました。しかし、見慣れない顔の人が多くなりました。ちょっと寂しかったです。
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