言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

仏さまのこと

2018年10月26日 | 日記
      

 5,6年ほど前から(仏さま)と出会って、去年からまた加速して仏さまとかかわっています。去年よりも今年が、のようです。先日、熊本に行ったときに古本を買ってきました。その1冊を読み終えました。『仏像は語る』という本です、作者は西村公朝さん、本には1915年生まれとあったので、ネットで調べたら2003年(平成15年)に亡くなっておられました。

 私が西村さんに出会ったのは亡くなられてから15年後だったということです。「仏像は語る」からも西村さんの足跡を知ることができました。仏師、仏像修理師、僧侶、大学教授をされた方です。戦前から、最近話題になった三十三間堂の千手観音像の修復からこの道に入られたそうです。日本各地の国宝級の仏像の修理に携わっておられた方です。

 いま、私も仏像と関わりはじめています.西村さんの著書に触れながら、関わることの奥深さを感じさせられました。修理となるとまた大変なる時間を苦労が伴います、私のかかわりとは比べようもないですが、「仏像が破壊され、破損されたまま放っておかれたら、やがて無仏の時代に入ってしまします」、私たちの先人たちはその都度修理してきた経緯があるのです。だからこそ今があるのです。東日本や熊本の地震による仏像の破壊にもみんなで立ち上がって修復が為されています。

 田舎、人吉球磨、山江では‘自然消滅型破壊’が起こってきています。このことをどうにか食い止めるためにも策を応じようと思っています。まず、‘啓発’・・・そのために明日は石原宏さんに来てもらって講演してもらいます。楽しみにしています。どうもこのことは私のライフワークになりそうです。また提案し続けます。

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