かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

端境期

2009年04月15日 | ガーデン
今日は地域の最大行事であるお大師参りの接待に参加する。
ご婦人方自慢の手作りの料理やデザートが並び、参拝された方にも好評だった。
今日と明日がお大師参りの日だが、おいしいデザートにありつける?には
一日目午前中が良い。自身は接待役と道の案内係を務めることにする。
来年は当番になっている。事前の準備やら2日間のお供え他いろいろと大変だ。
お供えの内容など一部はカメラにおさめ来年の参考にすることにする。

さて、庭の花だが、アヤメやアイリス、ボタン、シャクヤクなどがつぼみを付け、
もう少しで開花しそうな感じ、でもちょっとした端境期なので木の花を撮ってみる。
どちらも地味な花だが。

ローリエ

ウバメガシ・・・今年も多くのどんぐりの実がなることだろう。

スローピッチ

2009年04月13日 | ガーデン
以前は夜明けから日暮れまで終日庭仕事をしてもそう疲れは覚えなかったし、
翌日に持ち越すことも無かった。
ところが最近はえらく疲れを覚えるようになった。半日でも頑張ろうものなら
作業終了後はしばらく身動きもできなくなってしまったりする。

意識しないうちに気力や体力というものがずいぶん低下したように感じる。
これからは体調と相談しながらスローピッチでやることにしよう。

家の菜の花など・・・ブロッコリーの花は満開じゃ。

これはハナッコリー・・・盛りは過ぎつつあるので近いうちに引き抜きだ。

ダイコンも満開じゃ!

キャベツの花もちらほらと咲き始めた。今回食用にはならずもっぱら花鑑賞用?だ。

チューリップの花にも小さな命が・・・・・。

シロヤマブキ・・・この花はなかなかきれいに開かない控え目な花だ。
画像は手で少し開き気味にしたもの。花にとっては迷惑なことだろう。

ノースポールも大株に育ってきた。

満開のアシュガ、あたかも森のように花が立ち上がってくる。

盛りは過ぎたが梨の花、今年も観賞用に留まるだろう。

ハナミズキが開花を始めた。日を追って鮮やかな色に変身するだろう。





午前中は雑事かたがたのんびりと過ごす。
昼からはハナッコリー畑の後片付けにかかるつもりだ。

ところで数日前から庭や畑で作業をしていると「○○番のお大師様はどこですか?」と
良く尋ねられる。灯台元暗しですべての札所(お大師様)を覚えている訳ではない。
そこで「地図をお持ちですか?」と聞き返すと、ほとんどの方が持っておられ、
これをもとに道を教えるようにしている。

江戸時代以前から続く民家が点在しているので道も曲がりくねっている。
たとえ地図はあったとしても概略図程度でとてもわかりづらいのだろう。

団体さんもおられるが、母と娘のコンビも良く尋ねてこられる。
今日も若い娘さんが母親と一緒に歩いておられ、娘さんから道を尋ねられた。
きっと親孝行で心根の優しい娘さんなんだろうと思った。

プレイガーデンが完成したらお遍路さん専用の私設無料休憩所など時期限定で
開けたらいいなとふと思ったが、たぶん道遠しなんだろう。

串山連峰 全快祝い登山

2009年04月12日 | 山歩き
今日はネット仲間の全快祝いで串山連峰を歩いた。
朝方は4月15日、16日に行われるお大師参りに備えて地区のお大師さまの掃除、
植栽の剪定などを行う。
少し早めに切り上げさせてもらい、集合場所の秋穂道の駅に向かう。

久しぶりのネット仲間の顔合わせ、なつかしさと安心感がこみ上げてくる。

にこにこ館(コミュニティセンター)から歩き始めるとすぐにシハイスミレが
ちらほらと咲き、目を楽しませてくれる。
この他、ナガバノタチツボスミレ、ノジスミレがあちこちに咲いていた。

目指す行者嶽の往路にて、ワイワイ、ガヤガヤを話しながらゆっくり歩く。

道すがらヒメハギが地面にへばりつくように咲いている。小花だが良く見るとなかなか可愛い。

中道湾を望む最初のテラスにて、春霞がかかり海色もいまいちだった。

どうだとばかりに咲くミツバツツジ、大海山のそれも今盛りなんだろう。

見た瞬間木の名前がわからなかったサイフリボク(シデザクラ)、今を盛りに咲いていた。2本あったが、大海山でもきれいに咲いているだろう。

ピンアマだが散見されたセンボンヤリ、秋吉台のそれと比べるとさらに小さいと感じた。

中道湾を望む絶壁テラスにて、前方は10mぐらいの崖になっている。

復路も変わらずつもる話に花が咲く。

串山連峰を歩いた後、オプションでフデリンドウ観察のため草山に向う。
散りサクラのジュータンの中を歩き始める。

その2

当地ではぼちぼち咲き始めたタツナミソウ。

この後、フデリンドウ群生地を鑑賞し、灯台のある頂上まで往復する。
なお、フデリンドウの画像は過日アップしているのでここでは割愛する。

久しぶりにネット仲間のお元気そうな姿にふれあうことができ、楽しい一日だった。

山陽小野田市 竜王山

2009年04月11日 | 山野草
宇部のネット仲間から声がかかり、山陽小野田市、宇部市のグループの方数名で
竜王山を山野草観察目的で歩く。

低山ながら山野草が豊富と以前ネット仲間から聞いてはいたが、なかなか侮れず、
そこは山野草の宝庫だった。

案内頂いたリーダーの方に大感謝!お蔭で2時間余り山野草をたっぷりと楽しめた。

そのグループの一部の方は先般、大海山を案内した方だった。
やはり持つべきはネット仲間と言うべきか、いい仲間に恵まれたと感じた一日だった。

ほどなくフデリンドウのお出まし、閉じた花の様子が筆の穂先に似ているので
この名が付いたと言われているらしい。

光を浴びて輝くフデリンドウ、元気の良い株じゃ!

山中に分け入るとシュンランのお出まし。

その2

その3 拡大画像

淡青色のフデリンドウの中に淡紅色(ピンク)のトキイロフデリンドウも森の妖精のごとく咲いていた。

その2 拡大画像

その3 角度を変えて

その4

再びシュンラン・・・ローアングルで撮ってみる。

花の姿が釣り糸を垂れている浦島太郎みたいなのでウラシマソウと呼ばれるようになったらしい。
ロマンあふれる花名だが毒草で球茎や新芽、実を食べると嘔吐や腹痛に襲われるとのこと。
見方によっては毒々しい花姿だがそれではウラシマソウが可哀そう。花権?もあるのだ!

林淵に咲くフデリンドウは生育も良い。

南向き矩面に咲くタツナミソウ、日向の好きな花だ。
同じ方向を向いて咲く花穂を波頭に見立てたらしい。
また、葛飾北斎の描く波しぶき「立浪」にも似ていると言われる。

色違いのモモイロキランソウ、一部に群生が見られる。

なかなかきれいに取りにくいムラサキケマン・・・ケマンとは仏壇の欄間などの装飾具のことらしい。

ネコノメソウ・・・湿地を好む。これはもう種が出来てしまっている。

高木に絡みついていたアケビの花、高倍率ズーム+トリミングで。

その2 雌花が多く実を付けるだろうが、この高さでは採取は無理なようだった。

最後のお目当てホタルカズラ・・・小花だが何とも可愛い花じゃ。
写真に撮っても絵になる花のような気がする。

その2 ややアップ気味に

その3 やや引いて群生の様子。

その4 かなり引いて群生の様子など。

当初、参加について少しためらったが、雑事をそそくさとかたずけて駆け付けた。
トキイロフデリンドウやホタルカズラなど思っていた以上に魅力的な花に出会え、
感動で胸が一杯になる。また元の会社の仲間にも20数年ぶりに出会うことになり、
邂逅というか不思議な縁も感じた。元気でやられているようなのでこちらも安心した。

フデリンドウ

2009年04月10日 | 山野草
昼まで庭仕事だったが、変わらずけだるさが抜けきれない。
買い物他の雑事もあったのでついでに草山ちょい歩きに出かける。

ナガバノタチツボスミレも葉が細長く、茎も長くなりその特徴が出てきた。

クサイチゴは今が見ごろを迎えている。

盛りは過ぎたが定番画像

ノジスミレと草山、灯台ちらり!

青空とサクラ

その2

その3

海色とサクラ

その2

竹島とサクラ

その2

再びサクラと青空

フデリンドウの群生地、南向きの林縁斜面に咲いていた。

その2 秋に咲くリンドウに比べると小ぶりだが、それなりに可愛い花じゃ。

その3・・・右下につぼみが見えるがその姿が筆に似ているので「フデリンドウ」と呼ぶようになったらしい。

その4

その5 ドアップで、フデリンドウもさぞかし恥ずかしいだろう。

その6 これは勢いのある株じゃ。

頂上にある灯台まで上がってみた。今日は海色も一段ときれいだった。

山頂東部のお休み処と周南市方面・・・以前に比べ周囲の立木も刈り払われ
360°の展望を楽しめるようになった。当地の隠れ名所?だな。

メジロとサクラ・・・28.7倍ズームと連写+トリミングで画質は粗いが・・・。

その2

その3・・・鳥は目がはっきり写っていないと絵にならんのだが・・・??

帰途、尻川湾のハマダイコン群生地に立ち寄る。家のダイコンの花と同じで満開だった。

なんか冬が終わったと思ったら日中は初夏を思わせるような気温になった。
山野草の開花時期も早まるのではと気を揉んでいる。
カタクリなども今年は開花が早そう。

で、懸案の庭づくりはスローピッチにならざるを得ない。のんびりやるか!