9月 2日
災害時給水ステーション。
昨日は「防災の日」。98年前の1923年(大正12年)9月1日に
発生した関東大震災や1959年の伊勢湾台風被害などをふまえて、地震や
風水害等に対する心構え等を育成するため に創設されたんです。
災害への備えはいろいろありますが、まずは水と食料でしょうね。
水は人間が生きていくうえで、一番必要なものですからねぇ。食料が無くて
も10日間~20日間は生存できるそうですが、水は頑張っても4~5日なん
だって。
1950年代~60年代は「東京砂漠」って言われていたぐらいに、東京は
深刻な水不足でした。(急速な人口増に水確保が追い付かなかった)
そうなんだよね。水は飲むだけじゃなく、生活に必要ですからね。
全国ですが、水の60%近くが農業用水、15%が工業用水、残りが生活
用水となっています。
で、災害時給水ステーションのこと。
そういう場所があることをアタイは知りませんでした。断水したら給水車が
やってくるんだろうなぁ。なんて思っていたんです。
全国どこでも設置されているわけではないんでしょうが、東京都の場合は、
23区は全て、多摩地区は殆どの自治体に設置されています。
水道管の破裂などで断水したのなら、断水していないところに住んでいる
親戚や知り合いに頼んで水をもらうこともできますが、大地震などで広範囲に
破壊されたときにはやはり給水場所へ行くしかないでしょ。
給水所にはいくつかのタイプがあります。簡単にいうと、大量に備蓄して
ある施設とか、小規模なところです。自宅からの距離だけではなく、規模の
大きさも調べておくといいですね。
なるべく近いところから運ぶためにも、どこで水をもらえるか事前確認が
必要ですよぉ。東京なら、水道局のサイトに掲載されていますからねぇ。
水は重いので、運ぶのはタイヘンですよぉ。ポリ容器は18リットル入りが
多いと思いますが、水を入れたらポリタンクを含めて20kgぐらいになり
ますからね。手に持って歩いたら1kmぐらいでダウンしますよ。
道路の被害事情にもよると思いますが、手押し車が使えるならラッキー、
ポリタンクを背負って帰ることになると思っていたほうがいいでしょね。
我が家、食料や水は多めに備蓄してありますが、倒壊したり焼失したり
したらアウトですもんね。
その前に、地震で生き残っているかどうか? まずはそれだね。(^^)/