5月 25日
日本でコロナがそれほど拡散しなかったわけは?
自粛が解除となりそうですね。
パンデミックとなった国もありました(あります)が、日本はそれほど
拡散していませんね。(発生数も人口比も)
日本ではインフルエンザで年間1万人ぐらいが死亡しています。
新型コロナでは820人(現時点)ほどが死亡。感染者数だと累計で
16500人ぐらいです。
ところがインフルとコロナでは医療関係で違いが出てきます。
インフルも感染しますが、まぁ殆どの人が寝ていれば治る。(んでも
治らない人も多いから、年間1万人も死亡するんだけど)
ワクチンもあるし、治療薬も開発されているので、予防はできるし、それ
ほど怖がっている人はいないでしょね。
コロナも軽症者は自宅療養となってはいますが、いつ重症化するか
わからないし、家族に感染したときに高齢者や基礎疾患のある人は
重症になる確率が高い。
心臓疾患のある人が特に注意だそうですよ。心臓と肺は一体のような
ものだから、心臓機能が低い人は肺の機能に影響するんだそうです。
コロナ患者のために東京では保健所職員が過労死ラインを越える
ほどの仕事量、病院も医療崩壊寸前までいきましたよね。とにかく人も
物資も足らない状態だった。
そいから、コロナが重症だったり、とくに人工呼吸機器(ECMO等)を
使ったあと、回復しても肺機能が感染前のようには戻らないという話も
あります。(感染した全員ではありませんが、ある程度の割合で機能低下の
人が出る?)
それが本当なら。回復しても運動選手とか歌手とか楽器奏者(吹奏)などは
影響が残る。ってことですね。(アタイのように趣味とか遊びでやっている
人なら多少の機能低下でも問題ないだろうけど、プロはたいへん)
能力120%出し切って自分そしてライバルと闘っている人たちにとっては、
少しの機能低下でも影響が大きいですよね。
で、本題。
アタイが日本と外国との衛生観念というか、公衆衛生に対する文化・習慣の
違いからチョイと考えてみた。
日本では元々マスクに抵抗が無い。指示には無意識に従う。過剰なほど
キレイにする。
公共の場ではキレイ好きで自分が汚した散らかしたわけではないものまで
片付ける。(サッカーの試合後にゴミ拾いをするサポーターの姿が世界的な
ニュース=評価されてます)
自宅とか個人のことではなく、日本人は大まかにそういうイメージがある。
ほかには、居酒屋とかレストランで客として飲食していても、食器を
片付けたりテーブルを拭いたりする。(外国では当たり前じゃないん
です)
多くの外国ではそんな習慣が無いんだから、コロナだからといって急に
マスクをしろ、手を洗え清潔にしろ(除菌ティシュを持ち歩いているのも
日本人だけじゃないの?)、土足でベッドに寝転がるな。といっても無理でしょ?
ファストフード(ハンバーガーやホットドッグなど)が紙に包んであれば、
日本人はその紙を使って手を汚さないように食べる(食べようとする)。
多くの外国人(欧米系)は紙を剥がして素手で食べる。そして指が汚れたら
舐めるんです。(そういう人が以前は多いかった。今はどうでしょ?)
拡散しなかった理由についてはいろんな見方がある。
要請段階で各自(個人・組織)が自粛した。
BCGの話とかもでたけど。
でも、こういう面も拡散しなかった理由の一つだと思うわけです。普段から
過剰なほどにキレイにしている国民ですから、そこから少しプラスすれば
コロナの感染予防になる。難しいことではない。
アタイは人と同じことをするのがキライではありますが、手洗いとウガイは
やってますね。(^_^)/