誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

2020年東京五輪「世界を鼓舞する言葉を探せ」

2012-08-13 07:26:41 | 日記
ロンドン五輪が終わる。日本のメダルは、金7、銀14、銅12合計38個アテネ大会(金16、銀9、銅12;合計37個)でアテネ大会より1個上回った。東京都はなぜ、2020年の開催に向けて頑張っているのだろうか?よくある答えは、五輪は景気拡大をもたらす、というものである。だが、大会終了後でさえ、経済効果の推定は難しい。ロンドンの場合は、公式予算約1兆1500億円で大半が新たな基盤整理と都市改造に使われた。(ロンドン東部の再生、1400万立方mの土地の浄化し、公園設備は既に、野生動物に恩恵を与えている。公共交通機関も改善された。日立製の車両を用いた新たな鉄道輸送もその一つ。五輪終了後、選手村は約3000戸の住宅を提供する。五輪の経済効果を推定する上で、こうした建設活動は大きな部分を占める。世界的な知名度の高まりと五輪開催に成功したという満足感がもたらす潜在的な恩恵と出費に関する論議の中で、驚くほど簡単に忘れ去られる。トニー.ブレアー元首相は、回顧録の中で開催地選考の中で「ロンドンは立候補に際し、単にロンドンをどうするかではなく、オリンピック運動の特質、精神、内なる感情を高めるためになにができるのか、ということについて語る必要がある」。これは、東京にとっても実に重要な点である。英国と同様に、日本も、多様な形でオリンピック運動に貢献してきた。もし『東京が五輪開催地になれば、優れた運営と施設になることを誰も疑わないだろう。公共輸送も卓越している。その東京にとって、いま必要なのは言葉である。ロンドンがしたように、東京開催がいかにして五輪精神を高揚させ、世界の人々を鼓舞してスポーツに向かわせるかを、表現する言葉を探すことなのである。』英国、前駐日大使グレム.フライ氏の言葉。「東京招致 決め手は「理念」。ロンドン五輪終了~東京開催の準備は今日から始まる。