オミナエシ

オミナエシ；女郎花（オミナエシ科）花言葉は、親切、はかない恋。『花ノ色ハ蒸セル粟ノ如シ；和漢朗詠集』とあるように、あわ飯に似た細かな黄色いかんざしのような優しい花が野辺に咲く頃となると秋風が目立ち始める。秋の七草の一つで『万葉集』にも『古今集』にも美人のなよなよとした容姿に詠まれることが多い。謡曲「女郎花」では、身投げをした女の墓かから咲きだしたのが女郎花だということになってるが、いかにもそのような風情を持つ花である。女郎花に似て白いものを男郎花というが、これらの花は枯れると醤油が腐ったようなにおいがする。漢名の敗醤という名はそこからきている。「手折りても霧をまとへり女郎花　水原秋桜子」「日の当たるところといへば女郎花　星野麦丘人」「浅間消え霧雨かかる女郎花　山上樹実雄」「友に傘ささせて女郎花　相馬遷子」「森の家垣なく住めリ女郎花　木内菊代」「霧深き野のをみなえしここに挿す　山口青邨」。昨晩は雷激しく豪雨降り　横の仙川が濁流と水嵩をました。（秋雨が　激しく降りて　川濁る　ケイスケ）

尖閣周辺に中国船１２隻、監視船３隻領海侵入、中国各地で反日デモが行われた。連日の過激な反日デモで、日本の対中感情は悪化するばかりだ。