誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

染井吉野

2013-03-28 06:56:02 | 日記
ソメイヨシノ(バラ科)花言葉は、優れた美人。「花の雲鐘は上野か浅草か 松尾芭蕉」「咲き満ちてコボルる花もなかりけり 高浜虚子」「山桜雪嶺天に声もなし 水原秋桜子」「花散るや瑞々しきは出羽の国 石田波郷」「ゆで玉子むけばかがやく花曇 中村汀女」。桜は日本の代表的な花であり、俳句出端と言えば桜の花のことを言う。古来の文人武人は、爛漫と咲き溢れた櫻を讃えるとともに、散り際の潔さを相席した。桜は日本人の心情の中に息づいてい国花となつたのである。植物学上から言えば、単に桜という植物はなく、種々の櫻の総称である。「ソ「染井吉野」は、明治になつて東京染井の植木屋から広まったのでその名があり、歯に先立つて細い枝に可憐な淡紅色の小花をつける。「枝枝垂櫻」「糸櫻」もこの一種である。「山櫻」は、赤芽、青芽、茶芽などの輝くように萌える若葉と同時に花を開き、誠に美しい。芳野の山櫻はゆうめいである。「八重桜は花が濃艶で、花期は一重櫻より遅い。「花の雲」は、遠い桜の花が雲のように見えることうを言い、「花筏」は、水面にちりしいて流れる花びらの群れを筏に見立てたものである。「まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生」「みずからの風をはらみて初桜 鷹羽狩行」「初花やななめに降つて山の雨 草間時彦」「花冷えや師弟といふはかろからず 杉山岳陽」「ときどきは死を思ひての桜狩 能村登四郎」「綱引て鷗も遠し花の雨 昭光泉児」「レグホンの白が混みあふ花曇 福永耕二」「枝垂櫻垂れて疎水かな 山口誓子」「飲食をしだれざくらの傘のなか 木内怜子」「尼寺や彼岸桜は散りやすき 夏目漱石」。今年は梅が咲くと同時の様に桜が咲いた。全国的に暖かく早くさいたようだ。(はなみちて梅も櫻も混ざりけり;見に行かん 今年の櫻 早きこと ケイスケ)