大根(おおね;青首大根;スズシロ(アブラナ科)花言葉は、適応力。中央アジア原産とみられるアブラナ科の二年草。主に地下の多汁.多肉質の長大な根を食べるが、葉も食べられる。根の形と大きさは種類によって多様で、桜島大根などは直径30cm、重さ15キロ余りの物も珍しくない。沢庵漬けをはじめとして漬物の材料としても欠かせない。「おほね」「スズシロ」は古名。「ダイコ」ともいう。「大根に実の入る旅の寒さかな 園 女」「流れ行く大根の葉の早さかな 高浜虚子」「すつぽりと大根抜けし湖国かな 橋 関石」「大根の青首がぬと宇多郡 大石悦子」「死の使い大根畑抜け行けり 加倉井秋を」「燈台につゞく一枚大根畑 有働木母寺」。大根は順応性があり、道端に落ちた種から、一本だけ生えて、ニュースになる様な事もたまにある。適応力の成果であろう。「幻に建つ都府楼や菜種梅雨 野村喜舟」「包丁を研ぎにほはせて菜種梅雨 長谷川浪々子」「鯉痩せてしづかに浮かぶ菜種梅雨 福田甲子雄」「炊き上がる飯に光や菜種梅雨 中嶋秀子」。夕べは零時の時報を聴いてから床に就く。熟睡して今朝6半に目覚める。雨の降らぬうちにと近くのセブンイレブンに買い物に出るが、午前中は雨の気配なし。曇天に覆われる。(菜種梅雨 待てども曇 空の今朝 ケイスケ)