誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

睡蓮

2013-06-04 06:12:45 | 日記
睡蓮(スイレン科;スイレン属)世界各地に約40種が分布する水生植物、日本には「末草」が自生する。花は径3~7cm、白花。未の刻(午後2時頃)に開花する。十八世紀頃から交雑育種が行われ、数多くの園芸品種が生まれ、日本には明冶末頃から導入された。耐寒性睡蓮と熱帯性睡蓮があり、耐寒性睡蓮は日本各地の池や水槽で育てられる。根は水底の土の中、葉は水面に沈めてもよい。花色は、赤、橙、黄、白など。花は午前8時に咲き、昼過ぎには閉じ始める。熱帯性睡蓮は昼咲咲きと夜咲きとがあり、花が水面上にとび出して咲く。耐寒性がなく、室内で越冬。可憐で清楚な美しさ。水に映える姿や雨との取り合わせも風情がある。夜になると眠ったように閉じる姿もよい句材となる。「睡蓮をわたり了せて蝶高く 高浜年尾」「睡蓮の花閉づ月光浄土かな 柴田白葉女」「睡蓮や聞き覚えある水の私語 中村苑子」「睡蓮に水盛り上げる鯉の道 伊丹三樹彦」「睡蓮の開花の刻の水しなふ きくちつねこ」「睡蓮やふと日月は食しあう 安井浩司」「睡蓮の余せし水の無聊かな 渡辺啓二郎」「黄金の鯉が水尾ひく未草 加古宗也」「睡蓮の水より咲いて水弾く 三村純也」「芯見ゆるまで睡蓮に歩み寄る 高村満子」。(小雨落ち 睡蓮の紅 涙かな ケイスケ)