誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ザクロ

2013-06-26 06:45:29 | 日記
ザクロ;柘榴(ザクロ科)花言葉は、円熟した優美。落葉小高木。秋に紅色に熟した果実の口が裂けて、淡紅色の多数の種子があらわれる。この部分を食用とするが、液汁は甘酸っぱい。ペルシアからインド北西部にかけての原産で、三世紀に伝来した中国では中秋の名月に欠くことできない重要な果物となった。日本へは平安時代末期から鎌倉時代にかけて中国から渡来したものと言われている。しかし、わが国では果物としてより花木として改良され、梅雨のころ開く赤い花を賞する。白.淡紅.朱.絞りなどの色の栽培種もあり、とくに八重咲きのものを花柘榴と呼んでいる。果樹としての栽培は山梨県に多いが、葡萄のついでに出荷する程度。ヨーロツパでは果物として食べられるほか、カクテル酒の需要な材料となってる。「身辺に裂けざる柘榴置きて愛づ 山口誓子」「柘榴火のごとく割れゆく過ぎし日も 加藤楸邨」「ひやひやと日さしてゐる柘榴かな 安住 敦」「虚空にて見えざる鞭が柘榴打つ 桂 信子」「実ざくろや妻とは別の昔あり 池内友次郎」「熟れそめて細枝の嫋ふ柘榴かな 西島麦南」。(赤き粒 寄り添う柘榴 熟れを待ち ケイスケ)