タイサンボク(モクレン科)花言葉は、尊厳;自然の愛情。北アメリカ原産、常緑高木。日本へは明治時代に渡来し、公園や庭に植えれる。高さ約10m。葉は12~20cmの長楕円形。表面は暗緑色で光沢があり、裏面には赤褐色の細毛が密に生える。6~7月、枝先に強い芳香のある白花をつける。花は径15~20cmの盃形で大型、花弁は六個が普通だが9~12個のものもある。「泰山」は、中国.山東省にある霊山で、「泰山木」は高貴な花の雰囲気をその霊山の名に借りたものとされる。「礫像や泰山木は花終えん 山口誓子」「泰山木樹頭の花を日に捧ぐ 福田蓼汀」「あけぼのや泰山木は蝋の花 上田五千石」「泰山木かんばせを日にまかせたり 鍵和田柚子」「花のるうちは風きて泰山木 檜 紀代」「泰山木の花に千手のひかりかな 小西香代子」。(芳しき 匂い放てり 泰山木 ケイスケ)。昨日長女より挿し入れあり。「山廃仕込兵庫山田錦吟醸原酒香住鶴」とある。山陰本線、豊岡、城崎温泉、竹野、佐津、芝山、「香住」、鎧、餘部、久谷、浜坂、諸寄、居組、東浜、岩美、大岩、福部、鳥取と続く山陰本線駅名であり、私この間を往復何度利用したことか?東京出発し、山陰本線に乗り換える時間に、間があると京都市内を見物に回ることもあつた。60年前の事で懐かしい。(思い出を よびいおこしたる 山陰本線 ケイスケ)。