ウツボクサ 2013-06-16 07:39:15 | 日記 ウツボクサ;靱草(シソ科)花言葉は、協調性。日当りのよい山野に生える多年草。茎は四角形で直立し、高さ約20cm。葉は対生し、卵状楕円形。6~8月、茎の先紫色の唇形花を密集してつける。靱の語源は空穂(うつぼ)。「大和本草」に「うつぼ草 穂の形靱に似たり」とうが、靱は矢を入れる中空の籠をいう。花穂はそのまま枯れて暗褐食色になる。この穂を「夏枯草」といい、薬草とする。「靱草少年暗く蜜を吸う 佐藤鬼房」「野の道は來し方ばかり靱草 斉藤美規」。(遠き道 訪ねられずに うつぼ散る ケイスケ)