誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

スミレ

2016-03-20 08:09:29 | 誕生日の花ケイスケ日記
スミレ; スミレ科スミレ属。別名「相撲取草」というのは鉤状の花を互いにひっ欠けて遊ぶことによる。東アジアの温帯に広く自生し、日本では日当たりのよい山野に約50種が自生する。花言葉は、真実の愛;誠実。スミレ科の多年草で、山野に自生し、花の色は、紫、白、紫の絞りなど、花の形が大工道具の「墨入れ」に似ているので、そこからきた名前という。根元から長い葉、あるいはハート形の葉を出し、葉の間から10㎝位の花茎を出し、それぞれにうつむき可憐な花を一つずつつける。「山路来て何やらあやゆかしすみれ草 松尾芭蕉」「菫程な小さき人に生まれたし 夏目漱石」「かたまつて薄き光の菫かな 渡辺水巴」「小諸なる古城に摘みて濃き菫 久米正雄」「すみれ踏みしんなやかに行く牛の足 秋元不死男」「菫束ね寄りあひ易き花にして 中村草田男」「菫濃き岨にし隠れ切支丹 下村ひろし」「すみれ束解くや光陰こぼれ落つ 鍵和田柚子」「黒土にまぎるるばかり菫濃し 山口青邨」「空林に日のかくれなし咲く菫 秋元草日居」「手にありし菫の花のいつかなし松本たかし」「菫咲き崖にやさしき日ありけり 石塚友二」「一夜経し懐紙菫のあはれ濃し 有馬籌子」「川青く東京遠きすみれかな 五所平之男」「いくたびも都滅びすみれ咲く 吉田汀史」「溶岩にまだ火の色残る花菫 松崎鉄之助」「高館の崖のもろさよ花菫 沢木欣一」。(ことごとく咲いて美し菫草 ケイスケ)。