フクジュソウ;福寿草(キンポウゲ科)花言葉は、長寿、幸福を招く。正月用の寄せ植えの鉢物には必ずといってよいほど、お目にかかる花である。正月用にするには、フクジュソウの株を掘り起こして温室に入れて開花をはやめたもので、野生のものは二月から三月にならないと咲かない。花は日が当たると開き、夕方に閉じて毎日閉じたり開いたりを繰り返す。花が咲いた後に、ニンジンに似た葉を伸し始める。日本からシベリアにかけて分布しており、寒い地方では自生が見られ、北海道では特に多い。父の選んだ養子をさらって姿を消した娘が、神の怒りを受けてこの花にされたというアイヌの伝説がある。「佳き鉢に替えてひらきぬ福寿草 水原秋桜子」「日の障子太鼓の如し福寿草 松本たかし」「福寿草家族のごとくかたまれり 福田蓼汀」「福寿草ひらきてこぼす真砂かな 橋本鶏二」「魚屋が散らす紅鱗福寿草 林 翔」「七芽八芽色のぼりゐて福寿草 荒井正隆」 (福寿草 雪溶けかけて 輝きぬ ケイスケ)
シンビジュウム(ラン科)花言葉は、気取りない心。深窓の麗人。気難しいイメージの多いランの中で、上丈夫で栽培しやすいのがこのシンビジュウムです。寒さに強く、初心者でも比較的らくにそだてれれます。ピンクや白.黄色など華やかな色あいで唇弁が花とは別の色であったり、唇弁に斑点が散つたりする花が多く、立体的な絢爛たる美しさが特徴。花期が長く、花数が多いので、なかなか豪華な花姿になります。この花誕生日の人(12月18日)はスポーツ好き、アウトドア―好き、休日に実と言えにいるのはやめて、体を動かし汗を流したい活動的タイプです。以外に手先が器用なのも、この日生まれの特徴です。今日は終日雨若しくは雪が降るとの予想であり、先日振り積蔦雪がまだ溶けずに道端や、庭に残ている。家のにはにもたくさん残り、雪の重みで、金柑の小枝が実を5~6個つけて折れていた。東京の雪は、2月の方が多い都か、これから何日か降りそうな予想である。貧乏人は、暖房費用が気にかかる。ガスヌトーブと暖房と、時間帯や部屋によつて使い分けしているが、12月7日~1月8日の一ヶ月間に電気量は昨年より51KW多く、ガスは11m3少ない。
オンシジュウム(ラン科)花言葉は、可憐。メキシコ、ガテマラ、ブラジルなど、中米、熱帯南米産で、黄色系の色彩の多いものが多いいため、大変派手に見えるラン科の植物です。花は一つの花茎に5~6輪から数十個付けるものが多く、咲き始めから終わりまで、一ヶ月以上も花を見られ、いくつかの品種を持てば長い期間その美しい花が眺められるので、家庭園芸には欠かせない植物です。その上特殊なものを除けば、中.低温で十分に冬越しますから、カトレアより管理が楽で、花立ちもよく、たいへん重宝な花です。しかし、概して50cm以上の長い花茎を出すものが多いため、この意味では天井の低いフレームでつくるのには不適当かもしれません。夏は戸外の日光が充分当るところに出しぱなしにし、秋まで充分光線を当てることが必要です。光線不足の時は、なかなか花がこないものです。夏の成長期間中は、毎日水を欠かさず与え水を切らすと、すぐ枯れてしまいます。「秀でた詞の花はこれや蘭 宗 因」「門に入れば蘇鉄に蘭の匂いかな 芭 蕉」「夜の蘭香にかくれてや花白し 蕪村」「人賤しく蘭の価を論じけり 正岡子規」「大いなる蘭の鉢あり応接間 高浜虚子」「胆の葉のとがりし先や初嵐 永井荷風」「白き蘭やがて匂へり見つつあれば 加藤楸邨」「夜が去りて花ひえびえと蘭の露 野沢節子」。我が家では、例年雪など降らなかつたので植物の超冬に氣を配らずにいたら、今年の大雪で蘭などは、ほぼ全滅かもしれない。遅きに失したが、2~3鉢取り入れて様子を見ることとした。(冬越しを 吾身にかまけ 鉢物に 気配失せる 花の悲しき ケイスケ)
ストツク(アブラナ科)花言葉は、永遠の美しさ、不動の愛、逆境に堅実。華やかな八重に比べ、一重咲きのストックは印象がおとなしめ、されど、控えめな花だけに、強い芳香が心に残ります。非常に歴史が古い花で、古代ギリシャのころすでに薬用として栽培されていたようです。ピンクや赤紅色、白、紫などロマンチツクな花色が揃つています。八重咲きストック(永遠の輝き)は古代ギリシャ時代から薬草として栽培されていた花で、柔らかい質感の花弁はいかにも女性的です。八重咲きと一重咲きがあり、特殊な遺伝法則により、八重咲きの種をまいても、八重と一重が半々の割合に育ちます。英名は「案内人の花」という意味で、道端の壁に沿つて咲くようですが、まるで道案内をしているように見えることからつけられました。今朝も相変わらず寒く舗装道路の縁石の至るところで、硬直した残雪がのこつています。天気予報では、2~3日先にまた雪が降る予報があり、近年にない、大雪の記録更新もあるかもしれない。(春隣 といふ雪音 まださまよいて 寒気ましゆく ケイスケ)
クンシラン(ヒガン花科)花言葉は、尊い、望を得る。;高貴。)南アフリカ原産の常緑多年草で、漏斗状の朱色の花をつける。太い太刀を思わせる深緑の葉に守られるように咲き、色彩の対象も印象的・花が下向きのものが、クンシ蘭、上向きのものが、ウケザキクンシランであるが、一般的には後者をクンシ蘭と呼んでいる。多年草で、明治時代に日本に渡来した。(高貴なという意味)。学名クリビア.ノビスだつたために、高貴な君子という連想から命名された。たしかに美しい葉、風格のある姿のこの花には、高雅な名前がピッタリです。但し、現在の花は、うけざきくんしらん、といつて当時とは違うようです。「君子蘭の鉢を抱へる力なし 阿部みどり」「横笛を袋にしまふ君子蘭 伊藤敬子」「君子蘭整理のつかぬ文机 北さより」(厚き葉を 整え咲くや 君君子ケイスケ)
カシオペジラム(ラン科)花言葉は、「優雅な装い」。ちょつとトリツキーな雰囲気の蘭。袋状の花ビラをスリツパに見立て「レヂイス.スリツパ」の別名を持つ。「パピオペジラム」という学名も、「女神のサンダル」の意味。原産地はインドネシア~中国南部の熱帯アジア。「食虫植物」を連想させるような様な大きな袋状のリツプ唇弁の一番したの花弁が個性的。花期は10月~4月まで。花丈は20~40cm一つの花が一ヶ月以上さき続ける花持ちの良い種類の蘭である。庭にはまだ雪が残り相変わらず非常に寒い。マンションの外装補修工事が始まり、風も強いのに工事人の若者は良く働いている。家の中でチジコマツテ居る自分が恥ずかしい。
フキノトウ:キク科。花言葉は待望。多年草で、山野や家の周りなどに生えるが、畑でも栽培される「蕗の薹」は春の味覚。これが伸びて黄白色の花を開く。この頃から地際から長い葉柄を伸ばし、大きな円形の葉柄を伸ばし、円形の大きな葉を広げるが、この葉柄を食用にする。4~6月が収穫期。葉柄の皮を剥いで煮物や佃煮などにする。多肉で柔らかく、香気がある。数少ない日本原産の野菜の一つで、現在では葉柄が太く長い品種がほぼ一年中店頭に並ぶが、旬は初夏である。葉柄が1mにもなる大型の「秋田蕗」は秋田県でわずかに生産される。堅いので砂糖漬けや佃煮に加工される。名句観賞として『母の年超えて蕗煮るうすみどり 細見綾子』の句がある。のびやかな蕗の束を見ると、これを色よく煮て食卓にのせたくなる。主婦感覚を覚える。母もその母も、初夏になると蕗を煮ていたものだった。蕗はごく一般的な惣菜の一つだった既に母の享年を過ぎている自分を身出し句出あるが、煮立つ湯の中で甦る蕗に色彩感覚と懐かしい味覚とが呼び覚ませる一句である。「火薬庫へ道の広さの野蕗かな 原 月舟』「蕗の葉は大き雨脚山暮れる畑中冬二」「蕗茹でし湯なりかなしき匂いなり 殿村菟絲子」「長く長く剥かれし蕗の糸ちぢむ 殿村登四郎」「蕗を煮て姸を捨てたる女かな 古舘曹人」「雨の日や指先ねむく蕗を剥ぐ 井上 雪」「蕗広葉流るるごとき男ごゑ 永方裕子」。今日は「阪神淡路大震災18年」発生の同時刻に黙祈が行われた。我が家では、家族3人共、西国分寺の東京脳神経外科病院で震災の発生を聞いた。翌18日が恵章の退院の日であつた。あれから18年過ぎた今日我が家には自分だけが残つている。(年過ぎて 残れる思い 吾一人 ケイスケ)
カニサボテン(イースターカクタス)サボテン科。花言葉は、恋の年頃。開花時期は春ィースターの時期に咲くので、イースターカタスともいう。シャコバサボテンは、茎部にとがつた棘があまり見られない、花は鮮やかなピンクや赤で、花弁が多く鮮やかである。一昨日7年ぶりに大雪が降る。10㎝足らずの積雪で都会は大混乱を起こす。日本の南岸沿いに温帯低気圧が発立達しながら北東に進むときに起きる。沿岸との距離、上空の換気によつて雨か雪かの違いになり、予報が難しいらしい。新聞では「爆弾低気圧」と表記することがあったが、今後「猛烈低気圧」としますと、訂正が入る。「中心気圧が24時間で20ヘクト.パスカル以上を「猛烈低気圧」としますと、「お断り」が入る。気象庁も混乱したか?。新成人には吹雪の船出、成人式の晴れ着。和服姿に、足元はブーツ姿も目立た成人の日である。首都圏を襲った大雪から一夜明けた15日関東地方では早朝から路面が凍結による転倒や交通事故が相次いだ。転倒死亡者1人重軽傷者807人各地の高速道路の通行止めが続き、連休明けの通勤の足は大きく乱れた。「みちのくの雪深ければ雪女郎 山口青邨」「二羽となりて身細うしけり寒雀 臼田亜浪」「けふの糧に幸足る汝や寒雀 杉田久女」「死ぬまでは転ぶことなく寒雀 三橋敏雄」「雪折れも聞こえて暗き夜なる哉 蕪 村」。(雪ふりて 正月気分 重ね着る ケイスケ)
セントウソウ(沢潟:剪刃草」芹科;花言葉は、繊細な美しさ。水生多年草。各地の水田、池、沼などに生える。たかさ30~70cm。葉は矢尻形で長い葉柄を持つ。6~7月、葉の間から花茎を伸ばし、白い三弁の花を輪生する。稲田では雑草扱いにされるが、花にも葉にも観賞価値がある。塊茎が食用となる。慈姑は本種の改良種である。葉が人の顔に似て葉柄の上につくことから「面高」とも書かれる。花は小さめだが、白い花びらが水面に反射する光に浮かび上がり、いかにも夏らしさを感じさせる。矢尻形の葉との取り合わせも面白い。「沢潟や芥流るゝ斜め雨 佐藤紅緑」「沢潟や戦に死しみなわかし 森 澄雄」「沢潟のふたつの夢見相似たる 大石香代子」(暗がりも 光り輝く 剪刃草 ケイスケ)
セントウソウ(沢潟:剪刃草」芹科;花言葉は、繊細な美しさ。水生多年草。各地の水田、池、沼などに生える。たかさ30~70cm。葉は矢尻形で長い葉柄を持つ。6~7月、葉の間から花茎を伸ばし、白い三弁の花を輪生する。稲田では雑草扱いにされるが、花にも葉にも観賞価値がある。塊茎が食用となる。慈姑は本種の改良種である。葉が人の顔に似て葉柄の上につくことから「面高」とも書かれる。花は小さめだが、白い花びらが水面に反射する光に浮かび上がり、いかにも夏らしさを感じさせる。矢尻形の葉との取り合わせも面白い。「沢潟や芥流るゝ斜め雨 佐藤紅緑」「沢潟や戦に死しみなわかし 森 澄雄」「沢潟のふたつの夢見相似たる 大石香代子」(暗がりも 光り輝く 剪刃草 ケイスケ)