誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ハス

2015-07-23 05:03:14 | 日記

ハス(スイレン科)花言葉は、清らかな恋。イント”、中国、日本なと”の分布する。根は水底の上にあり、大きな楯形の葉はえ水面から抜きんて”る。7~S月、長い花茎を伸ばし、その先に花を咲かせる。花径は10~25㎝、花色は桃、赤、白、黄。芳香があり、一重、半八重、八重、なと”て”美しく、「君子花」とも呼ばれて古くから歌に詠まれている。仏教においては極楽浄土を象徴する花として「蓮華」という。開花は東の空が白らみかける早朝、午後に閉じる。これを繰り返し,四日に花びらを散らす。花のあと花托が大きくなり、中て”種子が熟し食用とするが、その実に蜂の巣のような穴があるのて”「はちす」と呼ばれ、略して「はす」となったという。根が食用の蓮根あが、現在は食用蓮と観賞用の花蓮とに分れる。寺院の蓮えあれ、ひろびろとした蓮田あれ、泥土の中より宙に向かって茎を直っ直ぐに立て、その頂に花を載せている蓮の花は、記紀.万葉の頃より人々の心を把えている花て”ある。仏教に於いても神聖な花とされている。「利根川のふるきみなとの蓮かな 水原秋桜子」「夜の蓮に婚礼の部屋を開けはなつ 山口誓子」「地の深き空のふかきに蓮ひらく 吉田汀史」「今生の大賀蓮なりたた”ならず 斉藤梅子」「力とは静なるもの蓮開く 富重かずま」「「ほのぼのと舟押し出すや蓮の中 夏目漱石」「日に祈る民に生まれたり蓮ひらく 船越 彬」「日に祈る民に生まれたり蓮ひらく 馬場 崇」「蓮の花支ふ奈落の力かな 山口みと”り」「蓮散華美しきものまた壊る 橋本多佳子」「くれなゐの蓮鑑真のために咲く 津田清子」「紅蓮つひの一花を見とと”けに 神尾久美子」「蓮ひらく雲も花びらなして透き 宮津昭彦」。(白光を放つ一番浮き葉かな ケイスケ)


ぺチュ二ア

2015-07-22 05:24:45 | 日記

ぺチュ二ア;ツクバネアサガオ(ナス科)花言葉は、あなたとなら心がやわらぐ。南米原産の一年草。4~10月の花壇を彩る代表的な花えある。1800年代から盛んに交配が行われ、花色は、桃、赤、黄、白。等多彩。花形は朝顔に似た喇叭形。花の大きさは径3~12cm、一重も八重もある。最近新たな新品種が発表され、日本も盛んに改良が行われ、現在も毎年新品種が発見されている。草姿はこんもりと球形に茂るタイプと、茎が這うように伸び垂れさがるタイプとがある。ぺチュ二アのみの花壇やコンテナ,ハンキングバスケツト等、都市部て”よく見られる。「夕風やベチュニア駄々と咲きつつ”け 八木林之助」「ベチュ二アの色の豊かさ人疲れ 藤村かつ子」「ぺチュ二アの色着て街は真昼と”き 淡路歌子」。(ペチュ二アの花賑わいて真盛り ケイスケ)


ユリ

2015-07-21 06:43:27 | 日記

ユリ(ユリ科ユリ属)は、花言葉は荘厳。多年草の総称。俳句の場合は、ふつ。う山百合の事をいう。葉は細長く、平行脈が通っている。細い茎は大形の花を開き、揺れやすいのからユレといっていたのが、ユリに変ったともいう。花弁は細長く、平行脈が通っている。細い茎に大形の花を開き、揺れやすい事から、ユリに変ったともいう。花弁は三枚、ずれも同じ色と形をしているから、花弁が六枚のように見える。ギャザーをとった白い花びらには、黄色の中心線が通り、濃い朱色、斑点をしりばめている。むせかえるような芳香がある。また花粉は赤茶色、こぼれやすく、折ろうとして衣服を汚したりする。百合はギリシャ神話や聖書にもよく出てくる。其の他の百合は、それぞれの名を冠し、よく特徴をつかみ句を詠むとよい。(種類には、笹百合、鬼百合、姫百合、早百合、鉄砲百合,透百合、小鬼百合、姫百合、鹿の子百合、その他亜高山地帯に咲く車百合、黒百合は神秘的な姿をしている。)「三つ咲し鉄砲百合を好みけり 野村喜舟」「蘂掻いて百合の丸蜂あわてもの 島村 元」「鬼百合の鬼々しきを生けて厭く 相生垣瓜人」「百合の香と小過失吾を眠らせず 相馬遷子」「駅員の一卓の百合海へ向き 能村登四郎」「渓音や百合はねむりて蘂めざむ 森 澄雄」「黒百合の香と小過失を眠らせず 相馬遷子」「あら壁に百合の花粉の触れし跡 渡辺芳子」「山百合をいくたび照らす夜の雷火 土方秋湖」「何思ふ子の横蛾をや百合ひらく 和田祥子」「笹百合の結界に香を放ちけり 大野今朝子」「百合の花家ひろびろと香りけり 黒柳昌子」「ふれもせて百合ぅずれたり沖縄忌 丹波恵美子」。(一鉢の百合咲き庭は寂しげに ケイスケ)

 


ノウゼンカズラ

2015-07-20 15:47:53 | 日記

ノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科)花言葉は、名誉。中国原産の蔓性落葉樹。日本へは平安時代の初期に渡来し、観賞用に庭に栽培される。蔓は長さ10mにも伸びる。葉は対生し、奇数羽状複葉。5~9枚からなる小葉は卵状、先がとがり、縁に粗い鋸歯がある。7~8月、枝先に円錐花序を出し、径約6㎝の漏斗状の花をつける。花冠は橙赤色、先が不規則に五個に裂ける。中国名「凌零花」。「噴井あり凌霄花これを暗くせり 富安風生」「塵とりに凌霄の花と塵すこし 高野素十」「凌霄に井戸替すみし夕日影 西嶋麦南」「凌霄に妻恋ふ真昼のシャンテリア 中村草田男」「凌霄や同じ女が二度も過ぎ 永作火童」「凌霄に吹奏楽のとと”けり 林 徹」「のうぜにゃ遣し者ら顔洗ふ 岡本 眸」「のうぜんの落ちて人の世焦げくさき 今村妙子」「北目指し男逃げゆく凌霄花 新海あぐり」。(おろかにて 今日の句 記する 手を借りる ケイスケ)

 

 


小梅草

2015-07-19 18:25:59 | 日記

小梅草(ユリ科)花言葉は、遠くから見守っています。中部以北。高山の湿つた草原に群生する。高さ6〇―1〇〇㎝、茎は直立、広橢円形の葉を亙生する。6―8月、円錐花序に小さな白花を多数つける。円錐序は数個立ち、中心か大きく、廻り小さい。特に親まれているか毒草てある。「小羽梅草あらさとて花終る  小松崎爽青」


浜木綿

2015-07-17 05:58:14 | 日記
浜木綿(ヒガンバナ科)花言葉は、何処か遠くへ;汚れがない。ヒガンバナ科の多年草。関東地方以西の暖地の海岸に生え、栽培もされる。高さ約一メートル。茎に見えるのは偽茎。太さ5~10㎝の円柱状になり、白色の葉鞘が互いに抱合っている。葉は長さ30~70㎝の光沢のある広線形。先端に白い六弁花が多数傘状に集まって咲き、芳香を放つ。花名は白い糸状の花が楮の皮を裂いて信じに使う「木綿(ゆう)」に似ていることによる。葉が万年青に似るから「浜万年青」。●「万葉集」て”柿本人麻呂が「み熊野の裏の浜木綿」と詠んた”花。海辺に咲くため、吹きた”すように咲くさまは白波に喩えられ、旅情なと”、愁いを含んた”

トキソウ

2015-07-16 05:01:18 | 日記
トキソウ;鴇草(ラン科)花言葉は,献身。山地の日当たりのよい湿原に生える野生蘭に一つえある。草丈15~20㎝、茎は直立する。葉は革質、披針形、長さ4~10㎝、茎に一枚つく。6~8月、頂部に苟葉を出し、花を横向きに一個つける。長さ2~3㎝の小さな花て”、半開する。花色は淡紅色のいわゆる鴇入色。鴇(朱鷺)の羽根の色を思わせるから「鴇草」「朱鷺草」という。「鴇草や唇弁雨に紅濃くす 岡部六弥太」「朱鷺草の見上ぐる空の青きかな 神田長春」。(遠雷は大きく一つ朱鷺の花 ケイスケ)

合歓木

2015-07-15 06:09:32 | 日記
合歓木(ネムノキ;マメ科)花言葉は、歓喜;胸のときめき。落葉高木え、6~7月の夕暮れ近く、枝先に10~12個の頭上花序を開く。雄蕊の花糸が淡紅色長く紅刷毛のように美しい。葉は互生し二回羽状複葉え、非常に多数の小葉からなる。夜間小葉が閉じて眠るから、この名がある。「象潟や雨に西施がねぶの花 芭 蕉」「雨の日やまあきにくれてねむの花 蕪 村」「ねぶの花ちるやこはたの別れみち 大 江 丸」「真すぐに合歓の花落つ水の上 星野立子」「石槌山の下に雲とび合歓の花 五十崎 朗」「合ア歓の花咲きては散りて城古りゆく 成瀬正俊」「合歓の花この世のような景色かな 鳴門奈葉」「雨脚の音とはならず合歓の花 櫨木優子」「海底は水にかくれて合歓の花 鳥居真理子」「花合歓に夕日旅人はとと”まらず 大野林家」「温泉の宿に馬の子飼へり合歓の花 高浜虚子」「合歓の花憩ふ田人に咲きかざす 西山泊雲」「来し方のつねに母添ふ合歓の花 きくちつねこ」「遠国におもむく汽車や合歓の花 吉田忠一」「誘われて影ふむ遊び合歓の花 大野美佐代」「奥山に旅寝かさねて合歓の花 田中裕明」。合歓木と言えば,長野県茅野市の山荘の調理部屋の裏に大きな合歓の木が一本植えられていた。今も沢山の花を咲かせているた”ろう?懐かしい想い出となる。(想い出は 昔も今も 代わりなし ケイスケ)

チタケタ”シ

2015-07-14 04:51:26 | 日記
チタケタ”シ(ユキノシタ科チタケタ”シ属)花言葉は、ますぐな性格。やや湿った山野に生える多年草。高さ40~80㎝になる。葉は2~3回羽状複葉、小葉は橢円形、ふちには不ぞろい鋭い鋸歯がある。花茎の先に淡紅色かほとんと”白色の小さな花を多数つける。花軸には淡褐色の腺毛がある。小花柄は長さ2~3㎜と短い。和名はチタ”ケという食用のキノコを、この茎に刺して持ち帰ることによる。同属に、「チタ”ルマ草」「ヒトツバショウマ」「トリアショウマ」がある。この花を詠んた”句はない。

カラィトソウ

2015-07-13 04:44:43 | 日記
唐糸草(バラ科)花言葉は、深い思い。吾亦紅と同属別種。本州中部の雪の多い高山帯から亜高山帯の草原に生え、観賞用に庭に植えられ、切花にもされる。草丈30~100㎝、地ぎわから羽状複葉を多数出す。小葉は4~6対,楕円形、縁に粗い鋸歯がある。8~9月、茎の先に長さ約10cmの紅色の花序をつけ、下垂する。花は花序の先から元へ咲き進む。雄蕊は6~12個、花糸が長い。これを絹糸にたとえて「唐糸草」の名がある。唐糸は絹糸のこと。「京染の糸のひといろ唐糸草 伊藤敬子」「ひと足ごと礫崩るる唐糸草 都倉義孝」「からいと草と聞いて二度ほと”傾いて 坂巻順子」。(雪山の 想いは深し 唐糸草 ケイスケ)