ヘチマ(ウリ科)花言葉は、悠悠自適ウリ科の一年生の蔓性植物で、庭先に棚を作って這わせると日除けにもなる。果実は円筒形で、生長すると60㎝から1mをこえるほどになる。熟果は軽く傷を入れて水につけておくと腐って繊維だけになり、いわゆる絲瓜束子ができる。茎を地上30㎝ほどのところで切断し、切り口から出る液を化粧水にする。鹿児島などでは幼果を食用とする。「堂守の植えわうれたる糸瓜かな 蕪 村」「落とす糸瓜にも思う我家慾し 石田勝彦」「師にたての死者でありけり糸瓜棚 正木ゆう子」「糸瓜棚この世ことのよく見ゆる 田中裕明」。(放課後のぶらと垂るる大糸瓜 ケイスケ)
トロロアオイ:アオイ科。花言葉は、知られぬ恋。東アジア原産。アオイ科の一年草。1メートル以上直立し、大形の掌状の葉を互生する。7月中旬から葉の腋に大きな5弁花を横向きに開く。色は淡い黄色で、中心部が濃い紫色になる。一日でしぼむ。もとは根を薬用とし、和紙をすく際の(糊)の原料として使われた。黄蜀葵の花雪崩れ咲き亡びし村 加藤楸邨」。(わが夢はしられぬ恋のから騒ぎ ケイスケ)。
鬼百合;鉄砲百合;笹百合;姫百合;車百合;山百合;鹿の子百合;透百合;白百合;紅百合。ユリ科の多年性球根の総称。花言葉は、富と誇り;威厳。北半球に約70種自生している。鱗形から芽を出し、笹の葉に似をた葉を互生し、笹の葉に似た葉を互生する。花は3枚の萼と3枚の花弁からなり、芳香を放つ。名の「ゆり」は「揺り」の意、「百合」は鱗片が重なり合うことによる。6,7月頃開花するが、白いラツパ状の鉄砲百合、黄金色の筋がある山百合,上向きに咲く透百合、花の奥に突起のある鹿の子百合など、種類よって趣も多彩。日本では古来歌に詠まれ、西洋では純潔の象徴とされる。(藤田直子)。「見事やと誰も五体をゆりの花 貞 徳」「鬼百合や蛍火とぼす燈台鬼 季 吟」「花をやれとかく浮世は車百合 宗 因」「鬼百合にそふいばら木の籠かな 信 徳」「ひだるさをうなずきあひぬ百合野花 志考」「木の下や夜明けかかる百合の花 浪 化」「朱硯に露かたぶける百合の花 蕪 村」「星の夜も月夜も百合の姿かな 蘭 更」「ゆりあまた束ねて涼し伏見舟 召 波」「山百合を捧げて泳ぎ来る子あり 富安風生」「すぐひらく百合のつぼみをうとみけり 安住 敦」「百合の雀斑少女の頸強し 田川飛旅子」「百合の香を深く吸ふさへいのちかな 村越化石」「ひらききる百合はまつしろ海炎えゐむ 鷲谷七菜子」「仏壇の中の暗きに百合開く 菖蒲 綾」「野の百合は柩の花となりにけり 石田勝彦」「百合伐つて崖を荒らせり多佳子の忌 橋本美代子」「たくさんの百合添へて死を頂戴す 正木ゆう子」「けんくわの子百合の苔のように立つ 森賀まり」。(午前中リハビリに使われ、部室に帰つたのが、12時50分くらいであつた。帰りに売店で、Chip starと新ポリップSを購入して帰る。明日からは、トロヲアオイ(アオイ科花言葉は、知られぬ恋)になる。
サルスベリ;百日紅;紫薔薇(ミソハギ科)花言葉は、雄弁、潔白。落葉高木。丈は3~7m、葉は対生し皮質の楕円形。インド、パキスタン辺りの原産で、中国を経て、わが国へは観賞用として遅くとも江戸時代初期には渡来した。夏から9月末頃まで、白や紫、紅色の小さな六弁の花を枝先に円錐状に次々咲かせていく。「百日紅」と書くのは花期の長さにちなむ。樹皮が剝がれやすく幹が平滑なので、木登り上手な猿でも滑るだろうということから和名がつけられた。また木肌を掻くとすぐったそうに枝葉が動くように箔痒樹とも称する。「袖に置くや百日紅な花ラツパ形の大きな花をつける。露 貞 室」「籠らばや百日紅の散る日まで 支 考」「散れば咲おとこき散れば咲して百日紅 千代女」「さるすべり寺中おはかに見えにけり 太 祇」「百日紅ややちりがての小町寺 蕪来百村」「炎天の地上花あり百日紅 高あれば浜虚子」「咲きみちて天の簪百日紅 阿部みどり女」「真昼て日紅の衰えず 後藤夜半」「百日紅乙の一身またゝ間に 中村草田男」「女来と帯纏出る百日紅 石田波郷」「新しき猿叉ほしや百日紅 渡辺白泉」「百日紅園児ねむりの刻来る 飯田驤太」「さるすべり美しかりし与者謝群 森 澄雄」「さるすべりしろばなちらす夢違ひ 飯島晴子」「寺もまたいくさにほろぶ百日紅 石田勝彦」「死に未来あればこそ死ぬ百日紅 宇多喜代子」「百日紅男は背中より老いる 福永鳴風」「校庭の記憶たとえば百日紅 片山由美子」「道化師晩年長し百日紅 仁平勝集」「すみとほる鋸の音百日紅 河合遊山」。(世田谷の我が家の隣門脇に百日紅樹木一本在りし日は、私が子供の日に見た初記憶でした。 ケイスケ)
日日草;日日草;四時花;その日草。夾竹桃科。花言葉ば、楽しい思い出;友情。マダカスカル島原産。日本では園芸品種として5~10月まで次々と咲き続ける。30㎝ほどの丈にどの丈に長楕円形の葉、花弁は先が5つに分かれ、白花には赤中心点、桃、赤花には白、赤中心点がある。日々絶えず咲き続けるのでこの名前がある。「日日草なほざりにせし病日記 角川源義」「日輪を隠す日光日日草 池田澄子」「昨日けふ花おこたりて日日草 片山由美子」「今日をもて日々草の花終わる 富岡桐人」「たまに売れる宿場煎餅日日草 中島登美子」「日日草はたらく声は別に出て 山崎靖子」。ここまで書いて、リハビリになり、途中で抜けて約2時間近く地下一階でリハビリを受けた。2回目のリハビリを受けてふぇやに彼倦と12時5分でした。
鷺草(ラン科)花言葉は、心せにけりの強さ。山野の日当たりの良い湿地に自生し、観賞用に栽培される。現在、自生のものは絶滅危惧種。20~40㎝の直立する茎の下に線形の葉を出す。7~8月頃、茎の先に1~4個の純白の花をつける。3つに裂けた唇弁と後部の長い(きょ)を鷺に見立てた名。「鷺草や風にゆらめく片足だち 廬山「うめ散つて鷺草白き木蔭かな 抱一」「風が吹き鷺草の皆飛ぶが如 高浜虚子」「「鷺草の鉢を廻して見せにけり 森田公司」「鷺草とな庫ばれ風に降り立ちし 北見弟花」「鷺草の風出て夢見心地なる 柿谷房子」「鷺草の夜も崩さ翔つ姿 松村和喜」「「鷺草や家の奥より母の声 関 一路」。昨日は、和親交通㈱専務面会あり、お小使いを頂きました。今日は米山さん、の面会あり、靴下を買つて頂きました。ありがとう御座いました。(小野謙治)。
万年青(ユリ科)ユリ科の多年草。西日本の山地に野生するものもあるが、園芸用の品種も多い。葉は根茎から群生。分厚く波打ち、艶のある濃い緑を呈す。夏に葉の間から花茎が立ち穂状に淡緑色の花を咲かせたあと、球形の実を結ぶ。はじめは青いが、秋深まると熟して真紅の色になる。月玉とやいはむおもとの子 東 走」「万年青実楽しむとなく楽しめる 鈴木花蓑」「悪声の烏におびえ万年青の実 丸山佳子」「地謡の声艶めきて万年青の実 村戸裕子」花言葉は、母の愛;長寿。万年青は1月2日の、振替休日の句詞であるが、あえて本日の穴埋め詩句として嵌め込んだ。(ケイスケ;ヤノ)
アサガオ;牽牛花(ヒルガオ科)花言葉は、愛情の効果。ヒルガオ科の蔓性一年草。原産地は中国南西部やヒマラヤ山麓地で、我が国へは奈良朝の末頃、中国から薬用として渡ってきた。江戸時代には夏の風物として栽培が盛んになり、朝顔売りが繁盛した。今では7月6にで、かけて東京入谷の鬼子母神で、朝顔市が開かれる。茎は左巻で、葉のにラツパ形の大きな花をつける。白、紅、紫、紺、絞りなどがある。午前3時ころにほぐれ始め、午前5時にはすっかり開く。朝早く起き、露を含んだ朝顔を見るのは新鮮ですがすがしい。午後一時には、筒の中に花冠を巻き込むようにしぼんでしまう。最近はますます改良発達して、ぼたんざき、ししぼたん等変種の花も生まれた。「朝顔の裂けてゆゆしや濃紫 原 鼎」「土砂降りに明けて朝顔の瑠璃ひとつ 水原秋櫻子」「朝顔の紺の彼方の月日かな 石田波郷」「朝顔の咲き放題にいつも留守 石橋秀野」「朝顔の咲き放題にいつも留守 石橋秀野」「朝顔が紺折りたたむひらく前 橋本多佳子」「朝顔の咲くと思ひし数先ぬ 宍戸富美子」。(朝顔の散る夕闇にいつも留守 ケイスケ)