川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

チェルノブイリ級の放射能汚染地も?

2011-08-11 05:12:25 | 自然と人間(震災・津波・原発事故)

「ニコニコニュース」の記事をそのまま紹介します。関連サイトもご覧になってください。関東各地が放射能汚染と無関係と楽観するほうが非常識と僕は考えています。公共機関がきちんとした調査をして情報を公開することが緊急の課題です。

 

チェルノブイリ級の放射能汚染地も? 市民団体が「関東150ヶ所」土壌調査結果を発表

ニコニコニュース(オリジナル) 2011年8月8日(月)23時25分配信
放射能防御プロジェクトが発表した「関東150ヶ所土壌汚染調査結果マップ」

放射能防御プロジェクトが発表した「関東150ヶ所土壌汚染調査結果マップ」

ニコニコニュース(オリジナル)

 福島第1原発から飛散した放射能の健康被害を懸念する市民グループ「放射能防御プロジェクト」は2011年8月8日、都内で会見を開き、同グループが検査会社に依頼して行った首都圏約150ヶ所での土壌調査の結果を発表した。同グループによると、1986年に爆発事故を起こしたチェルノブイリ原発の周辺と同じレベルの汚染地域が首都圏にも存在していることが分かったという。
 
 放射能防御プロジェクトはSNSサイトのFacebookのグループ「福島第1原発を考えます」(2011年8月8日22時点で4980人)が母体となってできた市民グループ。今回の調査は、首都圏の土壌の現状を知りたいと思った同グループの有志が資金(1万5千円ずつ)を出し合って行われた。

 同グループが発表した資料によると、最も高い数値として埼玉県三郷市早稲田の植え込みの土壌からセシウム134とセシウム137の合計1万4140Bq(ベクレル)/kg(7月17日時点)が検出された。この数値を原子力安全委員会の換算方法で1平方メートルあたりの数値に換算し、チェルノブイリ原発事故のセシウム137による汚染レベル区分と比較すると、「第2区分・一時移住区域」となり移住の義務があることになるという。

 さらに同資料には、千葉県松戸市紙敷の園庭ではセシウム合計7031Bq/kg、東京都江戸川区臨海町の植え込みではセシウム合計3693Bq/kg、茨城県取手市藤代の庭ではセシウム合計3380Bq/kgとあり、チェルノブイリ原発事故のセシウム137による汚染レベル区分と比較すると、それぞれが「第3区分・希望移住区域」となり、移住の権利が認められることになるという。

 一方、東京都文京区小石川4丁目ではセシウム134と137の合計で2500Bq/kg(6月2日)が検出されているが、同区小石川5丁目では25Bq/kg(同日)ほどしか検出されず、放射性物質が均一には拡散していないことが改めて示された。

 会見で、同グループの土井里紗医師は「この数値はあくまで市民団体が行ったもので、汚染区分は概算の数値」とした上で、「今まで『首都圏においてはチェルノブイリほどの汚染はない』と言われていたが、それを否定する結果だ」と述べた。

 また同グループは、調査結果を踏まえ、菅直人首相と関東7都県の知事に「関東地域の500mメッシュの詳細な放射能土壌調査を行ない、その結果をもとに生活圏全般にわたる徹底的な除染、立ち入り禁止区域の設定を実施すること」などを求める要望書を作成。会見で、同グループの紀藤正樹弁護士は「行政が真剣に考えて、この土壌調査の問題に取り組むべき」と話した。

(山下真史)

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 土井里紗医師の会見部分から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv59077021?po=news&ref=news#08:43
・[ニコニコ生放送] 紀藤正樹弁護士の会見部分から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv59077021?po=news&ref=news#23:34
・放射能防御プロジェクト - 公式サイト
http://www.radiationdefense.jp/
・放射能防御プロジェクト 首都圏土壌調査の結果PDF - 資料
http://doc.radiationdefense.jp/dojyou1.pdf
・放射能防御プロジェクト 関東150ヶ所土壌汚染調査結果マップPDF - 資料
http://doc.radiationdefense.jp/dojyou_map.pdf

 


バクロウダケの炊き込みご飯 「入院壮行会」ありがとう

2011-08-11 04:11:51 | 父・家族・自分

昨日は猛烈に暑い日で午後からの半日を川越公園のプールと河川敷の遊歩道の散歩で過ごしました。6時近くに帰ると僕の「壮行会」が準備中でした。癌研有明病院から11日(木)に入院せよという通知が届いていたのです。週末くらいかなと思っていたのでちょっと‥‥。

 6時半にはお隣のMさんご夫婦が来てくれました。奥さんが「バクロウタケの炊き込みご飯」をごちそうしてくれました。岩手県で「バクロウタケ」というきのこが取れることがあるそうです。

コウタケ(シシタケ)、バクロウタケなどと呼んでいます。何でバクロウなのか?
ホイル焼きや天ぷらに。また乾燥させたものは独特の芳香がいっそう強まるので、混ぜご飯や炊き込みご飯等におすすめです。乾燥させたものを甘辛く煮付けて年越しそばの付け具としても重宝します。

最近あまり採れなくなりました。少し前なら雑木林にはいると30センチ以上にもなるおおぶりのものが列をなしているため、すぐに入れ物が満杯になったものです。

この画像は小ぶりのものが5?6株ありましたので、採るのが惜しく撮影後に見えないように葉をかけてそのままにしておきました。1週間後にしっかりと採取してきました。v(^_^)v

2009/9/12 撮影 

  出典●http://e-iwate.net/modules/webphoto/index.php/photo/175/

西和賀地方の山の達人を自負する昭四郎さんもバクロウダケをとったのは生涯に一度だけだといいます。なぜ、「馬喰」というのか見当がつかないそうです。山桜、トチ、朴(ほう)の生育する雑木林の山頂付近で採れるとか。

 親戚の方から貰った取って置きのバクロウダケを光枝さんは僕のために炊き込みご飯にしてくれたのです。美味しくいただきました。

 顔色はとてもよい、気を丈夫にもって頑張れ!と昭四郎さんは例の力強い握手で励ましてくれました。山の男の一代記を書いてくれと頼まれました。自分から頼み事をするのは珍しいことです。元気に生きて与えられた宿題に挑戦したいものです。

 今日昼前、癌研有明病院(呼吸器内科)に入院します。2008年8月以来3年ぶりです。抗がん剤「イレッサ」の服用開始に当たり、間質性肺炎などの副作用を警戒しての入院です。肺がひとつしかないので特に注意が必要です。目処は2週間。

 と言っても、僕は元気いっぱいです。今年もあちこちを駆け回りました。プールにも世話になりました。体も心も?よく動いています。順調に推移するなら「外出」などをもらって湾岸地帯のフィールドワークをやりたいなと思っています。

 心残りは木島平の旅。高山のおばあちゃんにRさん一家をお連れしますと約束をしてあるのです。楽しみにしているのに違いありません。昨日、ネギなどを送ると電話があったばかりです。夏休みの終わりに実現できますように!

 癌研有明病院●http://www.jfcr.or.jp/hospital/about/index.html