7月19日(金)晴
土佐高校同窓会関東支部の機関誌『筆山』が届いた。
最後のページの「私の一冊」という欄に僕の後輩に当たる村田三郎さん(大阪のお医者さん)という方たちが書いた本が紹介されている。
僕はほんの今知ったばかりで読んだわけではないが、知りたいことにきちんと答えてくれている本のように思われる。鶴和さんという方の「評」も心に残る。
同じ学校に学んだことがあるという縁で出会うことができた。感謝の念を持って紹介させてもらいたい。
村田三郎(41回生)共著
福島原発と被爆労働
―隠された労働現場、
過去から未来への警告
原発は事故を起こしたから危険
なのではない。本書は、原発とは、
それが正常に稼働すること自体が、
死の灰を撒き散らす゛悪魔の火゛
であることを明らかにする。そこ
で働く二次、三次の下請け労働者
の多くが病に倒れ、しばしば死に至る。それを承
知で建設、再稼働を推進するグループは、もはや
傷害、殺人の確信犯と断ぜざるを得ず、これを世
界に売り歩く姿からは、死の商人の匂いが漂って
くる。
評:41回生鶴和千秋(関東支部顧問)
参考●http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC/dp/475033751X