5月1日(水)晴曇
昼過ぎから先ごろ急逝した洪大杓さんのお姉さんを囲む昼食会。
俊男さんが自ら編集した「洪大杓遺稿集」をお姉さんの京子さんに贈呈。前夜から泊り込んで参加した勝義さんも自ら編集した「追悼文集」を手渡す。どれもこれも根気の要る仕事の成果だ。
妻は栄子さんに教わりながら作った朝鮮風野草料理でもてなす。
天涯孤独だといっていた洪さんにお姉さんがいた。しかも、川越に。その方はかつて俊男さんの朝鮮語の「生徒」だった。これらはみな洪さんの葬式の前後にわかったことだ。
済州島(ちぇじゅど)朝天里にルーツがあるという一家の戦後の歩みが少しずつ見えてくるようなお話をお姉さんから聞くことができた。
「洪大杓死して姉さんを残す」。淋しく、悔しいことではあるが、こうしてわたしたちは出会うことができた。そうであるからには故人への思いを大切にしながら交友を積み重ねていこう。「洪さん ありがとう」。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます