言い間違い

わたしはときどき（いや、しょっちゅうかもしれない）言い間違いをする。
それも全然気がつかず、堂々と言い間違いをしている。

昨日、お昼からゴスペルの総会兼食事があり、いつもの時間よりずっと早く行く予定だった。その前に母のところに寄り、お昼の準備をし、夕食のおかずを整えていこうと思った。
母はここ数日、膝の痛みが悪化し、横になっていることが多い。このときも横になっていた。
話をしながら、今日のゴスペル忘年会の話題になり、帰りを代行にするか車を置いていくかということになった。だが、練習会場まで歩いていく勇気はわたしにはない。遠いのだ。練習会場から忘年会の会場は歩いてもすぐ近く。だから車を練習会場に置いて歩いていくことにした。

「代行を呼ぶって言っても早い時間だと代行やっていないでしょ。だから今日は飲まないで帰ってくることにするよ」
「そうか、そうだな。そうした方がいいよ」
母が安心した顔をしたので、
「それに、ほら、今日はなんていっても『下町コロッケ』が入るからね！最終回だし絶対見なくちゃ♪」

言った途端、母が変な顔をしてわたしを見た。
その母を見て、わたしもたった今、自分が発した言葉に気が付き、二人とも大爆笑。

すみません、間違えました。
天下の今クール、高視聴率をとっているドラマ『下町ロケット』に対し、下町コロッケとな？！
阿部寛さま、ご無礼をお許しください（笑）