心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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ようやく見つけた

2018年02月04日 | ほんのすこし
先月、友人と会ったときに
「○○ちゃん、前に借りた大野くんの『魔王』また貸してくれない? だんなと今ドラマにはまっていて、レンタルして見ているんだけど、あれまた見たいのよ」
「う~ん、どこへやったかなあ」
「えーー、まさか捨ててないよね!」
「う~ん、孫が来るっていうときにDVDをあちこちに整理したんだよね~。いつ、どこにしまったかわからないんだよ」
「そんなあ、絶対探してよ。見たくてたまらないんだからあ」

最後は「絶対」という言葉をかけられてしまったので、こうなったらわたしも本腰を入れて『魔王』探し。
何年も前に大野くんの『魔王』がすごくいいドラマだと聞いて、確かamazonで全巻セットで購入したのだった。もう最高に面白くて、涙涙で、大野くんってこんなに凄かったんだって感激雨あられ状態だったわたし。
これは家宝にするべきだ! なんて意気込んでいたけど、一度見た後友人にお勧めで貸した。最初は「えー、大野くん?」なんて半信半疑の彼女だったが、
「ちょっと! 海外ドラマよりずっと面白い! ○○ちゃんいいの教えてくれたわ! 娘もこのドラマ最高に面白いよって教えてくれたわ」と興奮して連絡してきたものだった。

あの頃をちょっと思い出した。
それから数日。あっちこっち、果ては母の車庫にしまいこんだ段ボール箱を次々に開けてみたり。
押し入れの探索はもちろんのこと。

どこを探しても見つからない。
一体、家宝にするべきだって思ったものをわたしはどこへやったんだ?

ふと車庫を調べた後、もしかして自分の部屋のあそこにあるんじゃないかなと思った場所があった。
母に「今日はちょっと捜し物があるから、早めに帰るわ」と告げ、そそくさと戻った。

玄関から即行。
あぁあ、やっぱり。
DVD入れとして作ったクラフトテープの入れ物二つ。それを一番下の本棚に入れていたんだった。ここは普段少しも開けない場所だ。頭からとんと抜けていた。
出てきた出てきた。これまで買ったDVDが。
その奥にひっそりと待ち望んでいたかのように、これがあったのだ。
ごめんね。家宝なのに埃をかぶらせていたね。

もう忘れないように靴箱の上に置いている。
今度友人に会うまでそこで待っていてください(笑)