知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~
午前6時53分。
雲で覆われた空の切れ目に青空
が見える。
東西南北、空の全域が一面雲に
覆い尽くされている中、唯一
ここだけ。
私のキューシャフトのニス剥がし
はこんな感じ。
テープ貼ってから真っ直ぐ一直線
にニスを剥がすのは、テニスや
ゴルフで日焼けしたソックスや
グローブの境目みたいになるの
で好きではない。
ランダムに日本刀の焼き刃のよう
なラインになるのが個人的には
好きなのでそうしている。
昨夜の対戦では使わなかったが、
私の自作キューのメインシャフト。
玉の入れ出し自在。
音はキンキン音がするシャフト。
理由はよく分からないが、古い
ハードメイプルは色が赤く、そし
て重い。音は澄んだ高音がする。
削ると硬いチーズのよう。
これが、新しい材料だと、なんと
いうか、かき氷の氷を削るような
感覚がある。シャリシャリと。
古い赤木のメイプル材料はよく
粘る。
なぜなのかは分からない。
そして、総じて、古い赤木の材の
ほうが完成品では良い動きと音を
持っている。