リペアに出したギターが無惨な姿に【楽器店員ども、聞け。PART2】
こういうのさぁ、ビリヤードの
キューなどではとんでもなく多
いですよ。
超出鱈目な事やって、そしてその
上、キューを壊したりまでする
リペア業者。
私はこれまで1986年から11軒の
キューリペア or 製造業者の
「プロ」にリペアをお願いした
事があるのだけど、そのうちで
まともなのは5業者だけでした。
それだけでも半数五割未満しか
まともなのがいないという事だ
けど、とりわけひどいのが5社
ありましたからねぇ。1社は普通。
その5社に当たった人は大変だぁよ。
いろいろ個人的な伝手とかの情報
網も駆使してようやく良業者に
このギターマンのような後直し
をしてもらってどうにかなった、
というケースも多々。
しかたないから自分で直したのも
あった。
そして、ビリヤードのキューリペア
の場合は、ひどい話が、そのキュー
壊しのリペア屋のうち3業者は、
その後キュー製作業者となって
「カスタムキュー」を製作販売し
てるのよね。
1社なんてそこの社長と大昔セミオー
プン戦で対戦したけど、プレー中も
退場案件である程に態度悪いの。
暴言連発。
それを私の席の後ろに陣取った大阪
の重鎮TプロとOプロが全て観て
いた。
試合後に両プロのほうから話しかけ
られて「いろいろあったのによく頑
張ったね」と言われたもの。
まあ、その相手はキューにしどい事
した業者の御重役でもあったのだが、
プライベートの素顔もあれじゃぁ
ねえと正直思った。
おいら顔色一つ変えずに黙々と試合
していたけどさ。普段と違い、試合
の時は真剣刀術演武のように私は
やる。顔色不変、表情強張らず、
一切状況に動じず、淡々とやる。
そしたらその数年後に違法密輸で
逮捕されていたよ。その組み立て
屋なのにカスタムメーカー名乗っ
てる会社のその重役。今社長かな。
一名の業者はさらに最悪で、国内
のリペア業者と組んで国際詐欺を
働いていて、私も騙されて10万円
を詐取された(笑)。金戻らず。
キューは来ない(笑)。
俺みたいに人を信じる間抜けが悪い
んだけどね。
キュー製作代金振り込んだら行方
くらました。国内グループの一味
の「業者」も「廃業」して行方を
くらませた。
大事な愛器や愛機を預けるには、
よほどリサーチして(ネット匿名
情報などは出鱈目だから駄目)、
そしてやり取りの対応と既存の仕事
ぶりをよく確かめてから預けたほう
がいいです。あと人柄。これかなり
大切。人を大切にしない人は大切な
人様の道具に対する愛情など無い
から。
キューぶっこわされたりさー。
預けたカスタムキューのジョイント
プロテクターを刃物刻み疵だらけに
していながら「ジョイントキャップ
なんてキューを守るためにあんだか
ら、それでいいんだよ」と言ったり
とかさー。
そんなんばかりなのよ、キューリペア
や個人自称カスタムメーカーの連中は。
もうね、根本的に仕事もだけど人間
的に終わってる感じ。
困ったもんだよ、ビリヤード業界。
ギターの世界も怖いですねぇ。
まだドルフィンギターさんのよう
な良心的で対応もまともで仕事も
確実な業者さんがいたからいいけ
ど、そうでなかったら途方に暮れ
るよなぁ。
静岡のT’sTさんは工房見学といろ
いろギターリペアやメンテについ
て教えてもらった事あるけど、
すごく良質な職人さんでしたよ。
長渕さんと伊勢さんのギターが
丁度メンテで入っていた。
一般リペアではなく、T'sT製の
ギターのみの修理ですけどね。
製作者なので。
あのギター工房、仕事の中身、
世界トップクラスだろうなぁ。
外はとんでもなく暑い。ことし一番
こうした廃道は、バイクのちょい
ツー探検走りで走っていると、
中国地方にはわんさかとある。
ちょい、やべー感じ。
無論、人通りなど全くない。
山陽中国地区は、副線路は快適な
ワインディングが延々と続き、
そしてオフロードバイクファン
向けには林道も豊富にある。二輪
天国のような環境。
山と海ではかなり楽しめる、自然
が豊富な地方だ。
落ちたらまず死ぬね系のやばげな
道もそこらぢゅうに多くある。
それが関東のような山奥に遠出
せずとも、市街地からほんの数
キロでそうした地形になる。
楽しもうと思ったら結構いろいろ
やり方次第で楽しめる。
短クッション側にある茶色7番を
エイミングする時。
最初、真ん中合わせでシュート
ラインを確認して、支点となる
レストブリッヂはそのままにし
てキュー先だけを逆ヒネリに
合わせて撞いている。
これは「芯ずらし」という技法だ。
トビが必ず出るソリッド・スタン
ダード・ノーマル・シャフトやトビ
が多少出るハイテク・シャフト等
で必須の技法。
シュートラインで合わせる。
レストはそのままヒネリの撞き点
に合わせる。精密撞点合わせはまだ。
シュート後に手玉を運びたい
ラインに向かうような撞点を
選択して合わせる。
あまり弾かせず、かつ手玉が
ヒット位置から画像左側に戻る
角度で進んでクッション1ポイ
ントあたりに入ってから右上の
方角に逆V字のIターンをさせ
たいので、かなりトルクを乗せ
るヒネリのイングリッシュを
使う。撞点は下がる。
あとは真っ直ぐにこじらずに
キュー出しをするだけ。
的玉は外さず、ナイスシュート。
キューを握りしめてガチガチの
ストロークではない、タップと
手玉がヒット直後に上にキュー
をしなやかに逃がしてフォロー
スルーをするマイク・シーゲル、
ニックバーナー、エフレン・レ
イエスがよくやる撞きさばきが
これ。
計画通り、シュートイン後に手玉
はこの赤線のラインで進行して、
予定エリアにて停止させた。普通の
撞き方では黄色ラインに手玉が
走る。
この構えた時のエイミング=狙い
合わせの方法が「芯ずらし」と
呼ばれるポケットビリヤードの
基本技法だ。ごくごくセオリー。
物理的な原理に沿ったごく自然
な狙い方とキュー出しというだけ
の事だ。
芯ずらしは、遠距離の切り返しの
逆ヒネリ入れ撞き出しでは手玉に
移動距離間でカーブがかかって進
路定めが困難なために使えないが、
近距離シュートでは大いに使える
セオリーシステムだ。
物理現象についての説明は以下。
ビリヤードにおいてキューという
棒で球体を撞く際にヒネリ=イン
グリッシュを入れると、手玉は
横に軌道がずれて進む。それを
業界用語でトビ(跳び)と呼ん
でいる。
これは物理的に絶対に発生する。
この横トビを少なくする方法は
キュー先の構造を工夫する事で
トビを極端に少なくする事がで
きる。
だが、通常のソリッドシャフト=
ノーマルスタンダードシャフト
ではほぼトビが出る。
キュー先を軽くして、手玉を撞い
た時に早く横にキュー先が逃げる
構造にしたらトビは減少する。
このことはキャロム界では大昔
から発見されていて、キュー先
の保護の先角=フェルールを短く
する事でトビを減少させていた。
ポケットビリヤードの世界でも
トッププロなどには、短く軽い
先角に改造することでトビを
小さくさせる事が1980年代には
既に実行されていた。
そのようなトビという物理現象
は物理現象であるので必ず発生
する。
では、対処方法として、通常の
ノーマルソリッドシャフトで撞く
場合にはどうするか。
トビが少ないシャフトはキュー
先が向いた方向に手玉が進む。
トビが多いシャフトはキュー先
の方向とは逆にトビが出る。
ならば、キュー先を向ける方向
をずらすのだ。
この場合、支点となるレストは
真ん中でのポケットインの厚み
と同じど真ん中の位置に取り、
キュー先だけを撞点側に向けて
ずらす。
これがいわゆる「芯ずらし」と
いう技法だ。
必ず発生する物理現象に対応した
合理的な対処方法だ。
この芯ずらしの場合、トビが少な
いハイテクシャフトなどはキュー
先の方向に手玉が進むので、この
芯ずらしは使えないし、使う意味
がない。ハイテク系のトビが少な
いシャフトではレストを平行移動
させて支点とキュー先と撞点が
的玉に向かって一直線になるよう
に位置取りして構えて撞く。
これらは物理現象に沿った撞き方
であるので、トビが大きいシャフト
での芯ずらしも、トビが少ないシャ
フトでの真っすぐ狙いも、どちら
も当たり前の物理法則に沿った撞き
方だ。
これはハイテクシャフトが登場する
以前から撞球界では理論として常識
だった。物理現象なのだから、個人
の感想や思念などは関係ない。
物を離せば落ちるように、それは
物理的な現象として存在するから
だ。
「俺は芯ずらしなどはやらない」
とか「そんな撞き方は変だ」とか
の私的思念は一切通用しない。
特定の条件下での物理現象につい
ての説明とその物理的な対処方法
を説明しているからだ。
芯ずらしを否定する人間は、トビ
の多いシャフトで私的自己思念に
沿って、キュー先を真っすぐに
向けてマックスヒネリをして的玉
をシュートインさせてみてくれ、と
言いたい。物理的に不可能だ。
特に逆ヒネリでやってみせてほしい。
絶対にできないから。
物理現象の前には、物理を無視した
個人的私的思念などは無意味なのだ。
ただ、世の中、物事が解かってい
ない人は結構いたりする。
ハイテクシャフトだろうがノーマル
シャフトだろうが(厳密にはトビの
少ないシャフトとトビの多いシャフ
トという分類)、芯ずらしなどは
せずにレストの平行移動で構える
のが正しい、などと説明する人が
プロにもいたりするのだから呆れる
というか困ったものだ。
物理法則や現実に発生する物理現象
など無視。
そして、そうしたプロはエフレン・
レイズ(正式発音はレイエス)の
撞き方を指して「ほとんどヒネリ
は使っていないと思う」などと
不見識な世迷言を公言したりする。
解っていないどころか、判っても
いない。現実に目の前で起きている
現象を現実現象として見る事ができ
ない。
これは駄目だ。なにもかもが。
エフレンの撞き方は、芯ずらしだけ
でなく、「スイープショット」と
いう特殊な撞き方をよく使う。
それは、最初シュートラインの
厚みを取る時のみは手玉のド真ん
中にキュー先を向けてストローク
しているが、撞く瞬間に撞点を
変えて払うようにヒネリを入れて
撞くのだ。
それは時に上であったり上横で
あったりする。
また、最初から芯ずらし撞点に合わ
せてストロークしてから撞く場合
もエフレンは多い。特に下撞きの
場合は最初から合わせる。マックス
下横ヒネリなどの時は最初からの
合わせが多いが、下横の場合であっ
ても掃くようにスイープショット
をする時もある。
多分、その前述の物事に昏い不明
な「タイトル保持者」「指導者」
「コーチ」であるプロは、エフレン
が真ん中合わせで予備ストローク
をしている点のみを見て「彼は
ヒネリを使っていない」と感じた
のだろう。感覚主体で。
だが、その後の手玉の動きを見れ
ばエフレンはイングリッシュを
多用しているのは明白であるし、
第一、撞く瞬間に撞点をヒネリに
持って行っているのは数えきれな
いこれまでのエフレン・レイエス
(レイズ)の撞球プレーの動画等
から明白だ。
ビリヤードの世界は、他のスポーツ
よりもなおさら物理現象が判りやす
く発生する種目だ。
ゴルフなども同様の系統にあるスポ
ーツ種目だろう。
オートバイの競技スポーツでも同。
絶対的に発生する物理的な現象に
対してどのように物理的に対応す
べく人間が知力と技術で克服する
かが問われるのがオートバイなど
の乗り方で対決する競技だ。二輪
競技はゴルフやビリヤードの中心
幹と非常に共通項が存在する。
物理現象の前には「気合」だとか
「勢い」だとかの思い込みは一切
通用しない。気合で野球でもカーブ
は投球できないし、気合で剛速球
は投げられないし、サッカーも
勢いや根性でボレーシュートは
決められない。
すべてスポーツは、物理現象をどう
人間の知力と身体能力で最適処理
できるかというのが内実だ。
体力自慢の脳筋処理はお話になら
ないのが実はスポーツなのだ。
撞球だけでなく、スポーツ上達の
コツ。
それは、現象をきちんと正確に
「識別」して読み取る事だ。
ビリヤードなどは特にそう。
球体は衝突したら反発するし、台上
では手玉の中心を撞けば、ラシャの
抵抗、湿度による影響はあるが、
ほぼ手玉と的玉の分離角度は90度に
なる。これはもう揺るがない物理的
な現象として存在する。(スロウ
現象は例外として除く)
手玉の上を撞けば的玉との分離
角度は狭まるし、下を撞けば広が
る。
そうした現象は物理的現象であり、
「俺は上を撞いて手玉を引きたい
から上を撞く」などという世迷言
が通用しない「法則の世界」が撞
球の世界なのである。
そうした物理的な現象が多く発生
するのが球体同士を衝突させる
ビリヤードというスポーツなので、
殊更に「現実に起きる現象」は
正確にその真の姿を見抜かないと
ならない。
ノーマルシャフト等のトビが大
きいシャフトでもトビが少ない
シャフトでも、また別な物理的
現象が相互に発生する。
それはヒネリを使うと的玉にも
回転がかかる、という現象だ。
歯車現象により。
そのため手玉と的玉の厚みは合っ
ていても外れる事が起きる。
これらを人間が予め予測して見
越して、補正をしてシュートを
決めるのがポケットインだ。
横ヒネリにしても、どの片側半球
のどの部分でも同じトビや的玉
回転が発生するのではない。
斜めヒネリの時が一番的玉回転
がかかる。
トビ自体は真横撞きが一番大きい。
「玉を多く知る」事もビリヤード
上達の一つの方法だ。
ただ、その物理現象を理解したと
して、その対処方法を実現できる
かどうかは「実力」の問題になる。
だが、「知らない」事は対処方法
についても行き当たりばったりの
狭い経験則からしか解決法が得ら
れない。
スポーツは知力(運動に関する
人間の知力)を駆使しないと上達
は望めない。
地球上の生物では、人間以外は
スポーツをやらない。
まずは、きちんと現実を見る事だ。
そして、正確に判断する事。
見抜く心の眼が大切になる。
あとは努力と本来の運動知力的な
能力次第。
キャンプには複数のナイフを持って
行く。
現場フィールドで身に着ける。
そしてとてもとても大切な事。
食事用のカトラリーは木材切り
削り用の刃物とは別にする事。
食器としての刃物は道具刃物と
は別に用意する。
理由は衛生管理だ。
野外で衛生管理観念が希薄だと、
本物の「野営」「野外活動」では
死を招く事になる。
「キャンプ=ナイフで巻き割りの
バトニング=メタル着火で焚火」
というくそバカな誤った固定概念
を誰が扇動したのかは知らないが、
一部の非常事態サバイバル技法が
あたかもキャンプ全般の大前提か
のような誤認が広められている。
私から見ると、それは「危険に
接近する方法」でしかない。
まず、誤認という脳内の妄想から
始まっているから。
野外活動での識別力、認識力、
想像力、応用力の低さは死に
直結する。
そして、北欧の本格派ブッシュ
クラフトマンたちは、ナイフの
バトンで薪などは割らない。
それはマンガだからだ。
ただし、ナイフで薪割りは、非
常事態においては、それが可能
なナイフとそのスキルを身に着け
ておくのは必須といえる。軍の
パイロットとかも。
ナイフのように小刃の中を蛤に
するのではなく、私の流儀
の研ぎを施して、狙った刃
味を得る事にした。
ナイフ研ぎで平地の腹をこする
バカはいない。いたとしたら
それはバカである。確定。
なお、ブレードの断面形状の
グラインドによって蛤刃か否か
などと言うのは、知見と呼
べるものにさえならず、
刃物に関する見識が低すぎ
て話にならない。
のままベタ研ぎにするのが蛤刃
かと思っているような低レベル
の者が研ぎの深みも無知なまま
としたら、それほどの愚はこの
業界の斯界にない。
したり、多角付けの蛤にしたり、
いろいろある。
蛤にする場合も勿論ある。
刃物にあえて小刃を付けて、
さらにその小刃をいろんな
無論存在する。
の狭い小刃の中をどうするか、
という研ぎなのである。
ストを貰った人は、この研ぎ
の理論的な意味と状態を
きている。
も意味不明だろう。
私の研ぎとは、任意の狙った
刃味、切断力、切開力、割断力
を得る事だ。
提の前の極限前提だ。そんなの
は当たり前。
研ぎを私は刃物に施す事を目標
にしている。
でなく、切り手の体感をも研ぎ
手が任意に掌中にする研ぎだ。
細かい切り味を実現させる。
「切れ味」ではない。「切り
味」を追求している。
はしない。
できない者程、私のこの方
向性と研ぎの現実的な実態
したがる。
手渡された刃物を実用に供して
「なんだこれは?」と瞠目する。
それは現実であり事実であり、
した刃物こそが全てを物語って
いる。
こうなっていて、なぜそうする
のかもサッパリ脳で理解で
きないのに的外しで人を侮
辱して楽しむような者に、
人間が作る刃物の本当の良
し悪しなど理解できる道理
がない。
無い。人以外の人に非ずの
世界の事は不知。人の心
無き魑魅魍魎の世界の事は
私には関係がない。
先ごろ、私以外の刃物好き
の人の研ぎを貶していた人間
本人の研ぎを見た。
論外だった。腹こすりまくり
の疵だらけ。一言でいうなら
無残。ネットで覚えた嘘研ぎ
を見よう見まねでやったド
素人の初心者(以下)である
事がすぐに看取できた。
そのような内実でよく人様
的上から目線で物言いする
なぁと思った。
こっぱずかしいの極みだ。
リペア後
極端に手玉のズレが減少する事
実が発見された。
という大衆洗脳が企業により
開始された。(今は洗脳ネタはカー
ボンシャフト)
【ビリヤードレッスン】
【ネクストの引き出しを増やすシリーズ】
弾き引き?前にいく引きのイメージを伝授!!
これ、よく使うやつ(笑)。
35年前の東京撞球時代は、うちら
の撞き師仲間内では「跳ね引き」
とか言っていた。
私が何度か自己ショットでも
説明していた「ジャンプさせて
引く」というショット。パンチ
ショットやスタン(俗語直訳で
「どつき」)とも違う撞き方。
(パンチショットとスタンショ
ットは言葉上はどちらも「叩く」
という意味だが、ショット種類
としては細分化するとかなり異
なる球種となる。パンチショット
はパチーンと弾かせるような撞き
方で、スタンショットはパシッ
と叩き止めのようなキューの
使い方のショット)
これと普通の引きの使い分け
を私がし始めたのは、手玉の
スクラッチ回避のためではなく、
1987年前後の5-9のリングゲー
ムで手玉によるアクションが
絶対不可欠だったから。
手玉を自在に動かせる事の一環
としてこうした引きの使い分け
は必須で、玉を撞ける人は皆が
やっていた基本的な手玉使い分
けの一つ。
キャノンショット用だけでなく、
勿論通常の種目の実戦対戦でも
玉筋の多さの一つとして大いに
使える。
撞球師はごく普通に頻繁に使う
のだが、こういう玉運びは転がし
玉のみで自分のビリヤードを構成
している人たちには難しいのでは。
転がし玉、玉転がしに共通して
いる現象は、キューを利かせての
引き玉を殆ど使わない事。つまり、
球種が極端に少ない事。技法の幅
が極度に狭い。
玉筋は多く持っていたほうが何か
と便利かと思う。
この引きはポケットビリヤード
独特の撞き方で、あまりキャロム
では使われていないかと思う。
モスコー二などの古い時代の撞球
師はよく使っていた。
14.1ラックなどでは手玉の自在運行
が必須だからだろう。