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こいつぁ、なんだかすげーぜ!
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なんか火星の空みたい。
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スネーク・ビリヤード・プラクティス
<2018/03/04 動画投稿 説明>
30年以上前の初心者の時によく
やった稽古です。
一文銭の穴を槍先で突くことを
日課にした美濃の斎藤道三
の槍稽古のような(笑)
マムシの道三。
つまり、これは、スネーク・ビリ
ヤード・プラクティス(笑)
平玉中心撞点でなく、これは
ドローストロークの練習です。
シュッシュいってるのはナイ
ロンの上着。 最初のワンスト
ローク目は少しだけかすって
しまっています。
これはシャフトのジョイント部。
この部分は5年前に茨城のマエ
ストロさんにお願いした。超難関
問題が露出したので。
やりとりと作業方針の打ち合わせ、
仕事後の詳細解説で驚いた。
それ以前にも細かい作業等依頼
していて、絶大の信頼を寄せて
いたのだが、この時も素晴らしか
った。
とてつもなく細かい仕事をする。
しかも明確に「状態の精査-目的の
選定-作業の適合方向性模索-作業
方針確定-作業開始-途中経過状態
の検証と作業工程を再確認-完成-
完全検品」という流れで仕事を
行なう。
そして作業途中では職人さんお二人
から交互にメール連絡を頂き、詳細
報告と現状と目指す方向性について
の再確認を経て完成に向かう。
いやあ。驚きましたよ。
まるで強豪モーターサイクルレーシ
ングチームのチーフメカニックと
スペシャリストメカの仕事を見て
いるみたい。
出来上がった製品は完璧すぎる程
に完璧です。
私これまで1986年から11業者に
リペアを依頼してきました。
いろいろな仕事ぶりや姿勢、態度、
完成品の出来具合を経験させても
らった。
マエストロさんは日本一どころか、
世界有数のリペア職人かと思う。
また、作るカスタムのハクキュー
はかなりの性能のようです。
アメリカンカスタム同等の金額
はするが、それくらいはして当然
の仕事をしているといえる。
リペアでこれだもの。
というか、新品カスタムキューは
どうやったらあの三次元模様のよ
うなインレイができるのかよく分
からないのですが(笑)。
残念な事としては、現在マエストロ
さんは、その頭10個ほど突き抜けた
すご腕だからか、現在激務となり、
全般的なキューリペアを受け付けて
いない事。事情は理解できますが、
とても残念です。
上掲のトップ画像をご覧になっても、
何がどうなのか見た方は判別つか
ないのではと思う。
詳細説明は割愛しますが、実に舌を
巻く細かい加工を施してくれて
いる。遠い先まで見越した仕事。
ジョイントカラーが樹脂単体なの
は私の好みで、インレイ物や金属
かましで接着面を多くする事より
も樹脂単体の方がドライでソリッ
ドな打感を得る事がある為。
18山金属メスネジもただねじ切り
して埋め込んだだけではない。
マエストロさん独自のノウハウに
よる加工が施されている。
公開はしないが、なんというか、
凄すぎる。本当の職人。本当の
モノヅクリの人たち。
凄いのです。マエストロ&ハクキュー。
スミソニアン博物館に収まっても
おかしくはない出来栄えのハク
キュー。
全米のキュービルダーのレベル
をも超えているように思える。
こういうキューレースもいいなぁ。
これは私が10年ほど前にリング製作
等でお世話になった大阪の職人さん
の。
この人の作るキューは評判が良い
ようです。
仕事、めちゃくちゃ丁寧。リペア等
の打ち合わせのやりとりも懇切丁寧、
凄く親身にやってくれる。
で、仕事ばっちり。とても良い。
言う事ないです。
でも、今やってないみたいなの。
阪神逆転勝利。
ロドリゲスは興奮のあまり、貴重
な記録的ウイニングボールを投げ
ちゃった(笑)。
それにしても阪神どうしたの
だろう。
本当に奇跡の優勝とかしたりして。
『北の零年(きたのゼロねん)』(2004)
士魂潰えた明治の新時代。
明治新政府は次々と徳川政権
の模倣のような改易転封(てん
ぽう)を命じた。
これは戊辰戦争で新政府軍側
に就いた藩に対しても断行され
た。
淡路島の武士たちは、極寒の蝦夷
地へと追いやられた。
この物語は裏切り者と、みにくく
さもしい者と、心が空っぽに
なった生ける屍のような者と、
武士の心を忘れぬ者、そして、
独立自尊の士魂を思い出した士族
たちの物語だ。
17歳の石原さとみの熱演に目頭
が熱くなる。極寒の地で幼な子の
頃から少女に成長した時、人間の
許されざるものを突如理解させら
れる悲劇が訪れた。
そのシーンを今思い出しても
涙がこぼれる。
この映画作品は切なく悲しい物語
である。
裏切りが普通になる世の中ほど
汚れた世は無い。
士の魂、たれか知るらむ。
奥田玲生(たまみ)プロのこの動画
の5:28からのショットがいわゆる
キューを利かせて撞いたキュー切れ
の良いショット。冴えている。
この彼女の一球のケースは、強くは
撞かないで柔らかく撞いてもキュー
切れのみで撞いて手玉を制御して
いる玉筋。
とても大切な「撞球」技法の一つだ。
これが玉を「撞く」という事であり、
ビリヤードの中心技法となる撞き方。
太い柱、大黒柱がこうした撞き方
である。
これが基本であり、王道であり、
セオリーであり、「撞球」での
お手本だ。
世の中、「悪魔の~」という物事は
多くある。
あまりにも中毒性が強い為、一度
足を踏み込んで臨界点を超えると、
二度と戻れないのだ。
ビリヤード、オートバイ、JAZZ、
フライフィッシング・・・e.t.c.
踏み越えてその世界に足を入れる
と、どんどん森の奥まで進んで
行き、もう人里には戻れない。
ただ、オートバイも撞球も、明ら
かに「あっち側とこっち側」という
世界がキッパリと存在している事
は確かだ。
それは全く目に見えないから厄介
だ。
日本刀そのものと刀技については、
私個人の場合は血脈的な附帯質性
のようなもので、うちの場合には
「剣の道」を習得しない事は許さ
れない。好き嫌い好みなどは関係
がない。必須必修なものとして
ある。これは一千年以上ずっと、
長子を筆頭にそれが確固として
続けられていて、私の子の代でも
それが踏襲された。
私の子の場合は自分から好んで
幼稚園の時にその道に進んだが、
私などは幼い時には嫌で嫌で仕方
なかった。
幼稚園の時に道場に連れて行かれ、
猿叫の怒声と激しい打ち込みを
見て、「このような恐ろしいもの
はできません」と母に言って閉口
させた。まるで幕末の白井亨の
ように。
そして、帰りに着せ替え人形
(フィギュア)のスカーレット
ちゃんを買ってほしいと言った
ら、手を引きずられるように家に
連れて帰らされ、正座させられて
スボコに父に殴られた。
結果的には竹刀と木刀と真剣を
握るようにはなったが、元来の
稽古嫌いだし、自我自尊の俺様
大将気質の剣を持つ連中も大嫌い
だった。みんなが皆、自分が一番
だとか思い込んでる連中が巣喰う
世界であるのを幼い頃から見た
からだ。
高段者にしても、綺麗事を口で
言っても、それは全くのお為ご
かしでしかなく、人格者などは
砂浜の真砂の中の一粒を探す程
に難しかった。とにかく狡く汚い。
これは今でもその業界はそれで
ある事は揺らいでいない。
ただ、日本刀の研究を12歳で本
格的に開始してからは、真剣刀法
に精通しないとこれは話になら
ないと痛感して、時間はかかった
が刀術者に自分から進んでなった。
ここには「一線を超える」云々は
絡んで来ない。そうしたもの自体
が存在しない。血脈的附帯質性の
問題だからだ。槍こそ今ではやら
ないが、剣と馬、これ必須の家だ。
俯瞰するに、なぜか血脈者に70年
程前から異様に現代二輪車乗車率
が高いのも、あながち関係ないと
はいえないのかも知れない。
しかし、撞球や二輪走り等は、そう
した当家における剣の道のような
「掟」は存在しない。自由裁量で
自分で好きに選べる。
やるも自由、やらぬも自由。
自分が好んで好きだからその道に
つき進む事ができる。
そこには、臨界点が存在する。
その臨界点は線引きされているの
ではないので、人間の眼には見え
ない。
踏み越えたら戻れないその境界の
ラインは、その場所を自覚できない
という大きな落とし穴がある。
そして、目に見えない魔物に誘わ
れるように、深い森の奥へ奥へと
進んで行ってしまう。
「あっち側とこっち側」。
これは確実に存在する。
だが、その境目が認識できないので、
とても危険なのだ。
「こっち側」に来たら、「あっち側」
にはもう戻れない。
これは東京の空である。
42年前の首都圏の学生の夏合宿
と19年前にここから夜空を見た。
星が多すぎて星座がよく判らない
という程に星が見える。
ケーブルカーの終点駅横からは
東京全域が見える。
夜景はこれ。これも町の明かり
が星のようだ。
望遠鏡で見るとよく見える。
ケーブルカーで登っていく。
恐ろしい偶然というのはある
もので、今世紀に入り登山と
沢歩きをした時(かなりの距離
を歩いた)に宿泊した場所は、
たまたま大学時の合宿で集団で
何棟かに分宿した時の宿だった。
コンドミニアム形式のコイン式
ガスコンロがある崖っぷちの
山頂駅そばの戸建て宿。
東京都内の西端部。最西端は雲
取山だが、その手前の御岳(み
たけ)山のあたり。
とにかく驚きの星空どした。
でも、仮にこういう空を見ても、
智恵子は「東京には空が無い」と
言っただろう。
彼女の「空」は予め脳内で決まっ
ていたからだ。
学生の時は首都圏の学園情況の
報告連絡会議と文武両道のスポ
レクだったが、今世紀に入って
行ったのは、目的はこれに決まっ
てんべ(笑)
ま、一言で東京と言っても、いろ
いろある。