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練習方法の一つとしてビリヤード
初心者の方の参考になれば。
私のボウラードのやり方は、
ブレイクしたマスの玉を台上
の下半分に集めてコツンコツン
と落としていくいわゆる「ボウ
ラードブレイク」はやらない。
それだと、ボウラードの為の
ボウラードの入れ玉になって
しまい、実戦対戦の練習に一つ
もならないからだ。
コントロールブレイクではある
が、私は台上全体に玉が重なら
ないように綺麗に割るブレイク
をするようにしている。
そして、そこからはテンボール
のような番号順ではなくボウ
ラード形式でエニーボール競技
のように10個全てを取る構想
を立て、キューも実戦と同じよ
うにきちんとキュー出しをし、
キューを利かせ、キューを切ら
せて玉を取っていく練習をする。
大切な事は「撞く」という事。
当てて入れるだけの転がし系は
捨象する。どんなにソロリ玉で
あっても、撞球は玉を「撞く」
のである。
ボウラードで高得点を出すには
ボウラード専用の割り方と撞き
方があるのだが、それだと実際
の対戦競技で役に立つ力が全く
身につかない。
ボウラードでいくら高得点を出し
ても、試合になるとまるで勝て
ない人が時々いるのは、それは
練習方法が「ボウラードの為の
ボウラード」になっているから
ではなかろうか。
受験英語では文法学習は大切だ
が、実際のカンバセーションで
は別な方法で学習しないと使え
る英語が全く話せないのと同じ
現象が「ボウラードの為のボウ
ラード」ばかりやっていると
発生してしまうと私は思う。
ゆえに、私はブレイクで10個の
玉を台上全体に散らばるように
あえて割って、手玉は中央付近
に残し、そこから計画を立てて
10個取り切る練習をする。
近い玉ばかりを落とし繋ぐプラン
のボウラードランニングではな
く、あえてロングの玉も途中で
わざと狙い取るようなプランに
する。
そのほうが練習としては実戦で
役に立つからだ。
これ、物凄く活きてくる。
さらには、私が考案したシュー
ティングという15個の玉全部を
使ってワンキューで取り切る練習
もしたりする。
あと、練習は取れない苦手玉を
ずっと何度もマスターするまで
撞く反復訓練も必要だ。
小杉純一プロは広島県の玉屋で
食客のような事をしていた時、
苦手玉一球を数時間ずっと繰り
返して撞いて練習していた。
その玉のみ一球の配置をずっと。
私のボウラード。
(キューは自作オリジナル)
玉を外して失敗したら失敗の原因
を必ず突き止める。
動画のこのラックで真っ直ぐ配置
の黄色1番を外したのは、ヒネリ
のイングリッシュで起きる現象
の見越し=補正度合の判断ミス
だ。右上を撞いたが、的玉は左
に薄く外れた。
先玉歯車効果をもっと見越して
真っ直ぐではなくアングルを
ずらして狙わなければならなか
ったのだ。
ボウラードでのストライクの例。
(キューは米国製ペンレイ)
この動画の取り出し初球の取り方
と手玉の出し方に見られるように、
私は「ボウラードの為のボウラー
ド」はやらない。
高得点を取る為の割り方、撞き方
はプロ試験を受ける人たちの受験
用特化特殊撞きであり、実戦対戦
には役に立たない。
私はラックの割り方やキュー出し
等も試合の時と同じように繰り
出して行く。
この撞き方で点数はボウラード
250点台を出す。
大切なのは点数はあくまで目安で
あり、点数を取る為の撞き方は、
実戦対戦試合の撞き方と違うの
であれば、それは撞球競技練習と
しては意味を持たないという事
をきちんと認識する事。
点数の数値などに一喜一憂する
よりも、きちんと撞いて、入れ
て、手玉を出す、という事を実現
できるのが大切。
それを磨けば、ボウラードなどは
すぐに210点超えが続くようにな
る。
受験英語のような勉強は受験の
為だけに通用するものなので、
それと同じような事をスポーツ
でやっては、対戦競技の技能は
上達しない。
「ボウラードの点数が上がった=
ビリヤード技術が上達した」では
ない事を自分に厳しく自覚するの
も、本物の上達の近道の方法の
一つだろう。
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の音。
切れていません。
実際には澄んだ高音がしています。
Luke.6のように室内に響き渡る
音ではなく、静かに澄んだ音が
クォーンと鳴っています。
長さ60インチ(152.4センチ)+
タップ&エンドバンパーゴム。
重量19.20オンス(544.3g)。
テーブルメーカー&ラシャ不明。
テーブル高さ80センチメートル。
ポケット穴幅1.8玉幅。
2022年2月11日撮影。
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セブンのほうはこの様なカキン
音ではなく、もう少しくぐもった
クォーンという音。
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て私がちぎっていたのは、本当の
意味でのマイキューを途中から使
い始めたからだ。自作キューLuke.7。
いたところ、相手に火がついて
相手も必殺メインキューを出し
て来て、ガチモードに入った。
を動かして入れて出し始めた。
に入れ続けてネクストもビタリと
出しまくってラックカウント4-0
でぶっちぎりのリード。
た(笑
マスワリで、一気に4ラック
連取。
ント5-3で勝利してた予定が、4-4
の時間切れドローとなってしま
う。
が変わった。
玉撞きは恐ろしいですねえ。
残しで外してラッキーな事に私に
回って来た。
勝った負けたよりも、二人とも
非常に撞球の中身が良かった。
それが何よりも良い。実のある
研究会。
カウントが4-4と5-3では大違いだ。
ある。
ってもよい。
した状況と情況とを読み切る
事から発生するのではなかろ
うか。
とも、それは練習でしかありま
せん。フィットネスジムで身体を
合う。
力のしのぎ合いによる更なる
上の次元への上昇は存在しません。