
これ食って、みしっとしたらかっぺ!
(ル・プロフェッショナルのタップ。
タップは手作業で自分で交換する)
吉報である。
ラッキー菱沼さんがタップ開発
をするらしい。
Lucky's Cue (ラッキーズキュー)|Custom Cue
(カスタムキュー)|Lucky's Cue International
これは吉報以外のなにものでも
ない。
ただし、ラッキーさんもいうよう
に100人いたら2%の二人だけ向け
みたいな(笑)。
私のタップ遍歴としては、86年の
ル・プロに始まり、チャンピオン
になり、ウォーターバッファロー
になり、TADになって、それから
モーリを試した。
モーリは6回替えたがとてつもなく
合わなかった。ペシペシ音も大嫌
いだった。
その後、かなりの数のタップを試
した。
通しでかなり良かったのは、自由
が丘のアルファさんがコハラさん
に革を提供していたTADタップだ
った。
WBも頭抜けて良かった。
カムイも試したが、どうにも合わ
ない。悪くはないが合わない。
合わないものは合わないのだから
どうしようもない。
積層のブータンは私は駄目なのだ。
使うキューはバリバリソリッド
だ。打感も本体そのものも。
シャフトはソリッドシャフトだ。
ベニヤや空洞シャフトではない。
無垢のソリッド・スタンダード
シャフト。
自分の撞き方にはハイテクベニヤ
や積層タップは全く合わず(撞け
ない事は無い。フツーにマスワリ
サクッと出る)、玉撞きが面白く
ないのだ。
私はトビズレのあるシャフトで
それを見越して逆ヒネリもギュ
インと入れて、しなやかな撞き
出しで手玉をギュイギュイ運び
たい。コツン止めのソロリ転が
し玉はやらない。
そういう私の撞き方は自分の
所有するキュー群なりの撞き方
なのだ。キューと撞き方が同調
している。というかさせている。
ズビズバーと手玉を出せて色玉
をパパパヤーと入れられる
キューとタップがよいのだ。
特にスロウが出やすいタップと
いうのはあるので、それは駄目。
ギャッキー多用なので手玉はトビ
が出てくれないと任意点での
トビと歯車効果の相殺点を現出
させられない。それは嫌なのだ。
なぜならば、撞点もどんどん
真ん中付近しか撞かなくなって、
そんな玉撞きをやっていて玉を
語りたくはないのだ。
自分自身「何やってんの?おめ」
となる。死んじまったおない歳
だった立花たっちゃんやあるい
は小杉純一さんのような玉を撞
かなけりゃ意味ない、と私自身
は思っている。
チョン突っつき転がし玉なんて
金輪際やなこったい。
(私に「キューはしなやかに
投げろ」と教えてくれたのは
立花だった)
元プロのラッキー菱沼さんは
世界一のカスタムキューコンダ
クターでもあるが、自分でキュー
も作っているビルダーでもある。
キュー歴やキューに対する思考法
もかなり私としては首肯できる
部分も多い。(全く別な見解の
部分もある。口パクをまさか
本気で歌だとか思ってないよね
系とか)
ソリッドシャフトには牛革。
これドンピシャ。
私は今でも一番ウシ系がいいと
思っている。水牛もかなり良か
った。
で、今は1個100円のル・プロ
フェッショナルだ(笑)。
1個ン千円のタップなどは死んで
も使いたくない。ボッタクリ
丸見えだからだ。
また、個人的にもタップ業界の
裏の汚い話も知っているし。
ル・プロはアタリハズレがある
にはあるが、総体的にかなり
良い。私に合っているという
点で良い。
時々玉談義を交わす東京のTAD
遣いの人もル・プロにしている
そうだ。
ハウスキュータップと侮れない
ですよ。かな~り良いのだから。
昔のWBやTADほどではないに
せよ、良い。自在に手玉が出せ
るし、感触も音も良い。
良いシャフトとバットのキューに
着けるとキュィーンという撞球音
がする。
締めないで使っている。交換した
時に思いっきり平ヤスリでしっぱ
たくが。キンキン音がするまで。
あとは撞き締め。
タップは気に入らなければ即交換
するので、1日で7個交換した事も
あった。初期モーリは特にひどか
った。
通常は毎日5時間撞きをしていた
時期でタップ交換時期は2週間程
度だった。
慣れると手早く10分ほどで完全
交換が完了する。磨きまで入れ
て。江戸前鮨のツケ場の鮨職人
のようなさばきの流れで作業を
していく。
どういうのか、なんてのか、PC
でキーボードを打つように。
ラッキー菱沼さんが新たに開発
するタップが楽しみだ。
1個ン千円とかだったら買わない
けど(笑)。1個千数百円でも買
わない。
タップって消耗品だし、そういう
高額設定は、いろいろ裏を知って
いるだけに、そういう提供はおか
しいと思うので。
あと、開発で、電球のように時限
付でパンクするタップを開発した
らこうこうこういう計算になるか
ら儲かるよな、というのを第一に
タップ開発している新参業者もい
る。取らぬタップの皮算用。
もうね、そういうのサイテーな
わけでして。
タップってオートバイのタイヤと
同じで、合わなければ即交換する
類の物なのよね。
合いもしないタップを後生大事に
いつまでも着けておくものではな
い。そんなの着けていて思うよう
な玉が撞けないのにタップのせい
にしたりとかするとしたら、それ
は意味わからん(笑)。
合わないタップはとっとと容赦な
く切り取り捨てて交換するに限る。
で、モーリを6個着けては捨てし
ないと「あ。やっぱり俺には合わ
ないんだ」と分からないのも、
まあ、ほんまもんの馬鹿なんだけ
どさ(笑)。
内閣府の調査によると2022年
時点での家電の寿命は以下。
・電気洗濯機 約10年
・カラーテレビ 約9年
・冷蔵庫 約13年
・電気掃除機 約8年
・エアコン 約14年
・パソコン 約7年
成程。
それは分かったとして、家電
製品の故障が一気に3機種程
同時に発生したら・・・。
結構家計は急激にひっ迫する。
いや、これ本当に。
フンガ~!という程に。
【ビリヤードレッスン】
トッププロのボウラードストライク解説Vol.4!!
Pool practice drill
撞点(どうてん)を解説してくれて
いるのでとても分かりやすいかと
思う。
ただ、撞点は分かりやすく24点し
か示していないが、実際にはさら
に細かく無数にある。ミリ単位で。
それを実際には撞球者は選択して
撞いている。実践的には。
この24通りの分け方は大雑把過ぎ
るが、凡その初心者向けの目安と
しての基本解説だろう。
また、平撞きでも、撞点を水平に
押すように撞くだけでなく、下に
撞きこんだり上や横に払ったりの
撞き方も状況により選択する。
この24ポイント撞点の解説はあく
まで初歩的基本セオリーとして
明確に捉える必要があるだろう。
実際には、プロや上級者はこの撞点
の平撞きだけでなく、かなり複雑
な事をやっている。
例えば撞点にしても、20-21の間と
かは多用する。
土方プロが「〇から〇のあたり」と
撞点を解説しているのはそのため。
この24ポイントだけではない点を
撞いている事の表れだ。
この24点はあくまで座標であり、
そこを撞く、という事ではない。
実践的撞き方としては、こちらの
動画が参考になる。
【ビリヤードレッスン】
激ムズジャンプショットから始まる
トッププロの10ボール2連続マスワリ
解説!!小ネタのおまけ付き。
Pool practice drill 10ball runout
しかしさぁ、ネットカフェって
本当に礼儀もマナーも無い連中
が大勢いる。
三原でも人が構えている前を平気
で通ったり、後ろを通ってドンと
ぶつかったりしても謝りもしない。
構えを解いてムッとする土方プロ。
彼はこの系列店舗の専属スポンサ
ードを受けているので、客の事を
公然とは批判しないが、ㇺッと
して睨みつけている。
そりゃそうだろう。構えている
プレーヤーの穴前を通るような
あり得ないド失礼な客だからだ。
隣りの台で遊んでいる一般客も、
後ろなどお構いなしでやっている
のが動画にも映っている。
どうやらやはり漫画喫茶、ネット
カフェなどは本当に本物のビリヤ
ードをやる環境ではなく、ド失礼
な礼儀知らずの人間たちが全国的
にワンサカいるようだ。
まあしょうがない。昔のボウリング
場の玉突き場のようなものだからだ。
本格的玉屋=ビリヤード場とアミ
ューズメントの大きな違いだ。
ただし、ボウリングなどは、隣り
の人がレーンに立ったら、自分は
控えて待つ、とかは常識だ。
先日、ボウリング場を覗いたら、
それさえも守れない大騒ぎ連中が
いた。
今の時代、スポーツだけでなく礼儀
知らずが多いが、ビリヤードの世界
にも失礼な慮外者が多く入り込んで
いる。
野球の練習をしている時、グランド
を横切ると近いからと通行人が
グランド真ん中横切りますか?
でも、そうした非常識な事をネカ
フェ客たちは平気でやる。
あと、三原のネカフェは飲み物
のグラスはセルフで所定場所に
片付けるのがルールだが、自分
のテールに飲みっぱなしで放置の
客だらけだ。客が100名いたら
97名位がそう。
また、「大声を出したり他のお客
様の迷惑となる行為はおやめくだ
さい」と各テーブルごとに貼り紙
があるのに、ダーツ客などはほぼ
全員大騒ぎだ。動物園みたいに。
親の躾以前に、文字は読めないら
しい。
ネットカフェとはそんな場所。
三原のネカフェは客が店のキュー
3本折ってしらばっくれてる。
そゆとこ。
手塚治虫の『ジャングル大帝』は
私が生まれる10年前の1950年に
発表された。
しかし、名作として私が生まれた
のちも広く作品が読まれていた。
幼稚園の頃、レオが母親と別れる
シーンを読んで、まじもんで泣い
てしまった。
だが、泣いたのはレオが母と別れ
たからではなく、レオを送り出し
た母ライオンが船と共に嵐で沈ん
でしまったからだ。
そして、どうしてレオが一人立ち
しなければならなかったのか、
当時は全く理解できなかった。
1965年の幼稚園年少組の頃の秋
にはアニメの放送が始まった。
私は『ジャングル大帝』は『鉄腕
アトム』に肩を並べる不朽の名作
と思う。日本漫画界の金字塔と。
手塚治虫作品は「人間」を扱う。
人間の醜さや未熟さや愚かさを
えぐり出す。
そして、手塚治虫は汚い人間と
同時に心美しい人間たちも描く。
手塚三大作は『ジャングル大帝』、
『鉄腕アトム』、『火の鳥』だ
ろう。
私が手作業で交換したタップ。
昔、あるビリヤード店にはメンテ
用の旋盤が置いてあった。
客には使わせない。
店主がそれを使い、先角交換や
タップ交換を有料でやっていた。
先角交換ができるとのことで、
私は手持ちの古いキューシャフト
のうちの1本の先角交換を依頼
した。
作業を見ていたら、あっち行け
とか言うが、そこは見学を強引
に要請して仕事ぶりを見させて
もらった。
その私のシャフトの先角のシャ
フト芯はネジ式だった。
交換作業では先角を削り落とし、
そのネジに着いた接着剤を綺麗
にさらう事をしない。
え?と思いながら見ていた。
そして既製品先角に接着剤を
つけてねじ込むのだが、ネジ
谷に固溶した古い接着剤がある
のでネジが締めこめない。
するとその店主は、先からハン
マーでひっぱたいてネジ山を
すべて潰して強引に入れた。
噓でしょ?
と思ったが、「こうやって入れ
る」と店主はドヤ顔だ。
なにすんねん、と正直思った。
タップ交換も旋盤を使って接着
削りをしたが、私が手作業で
やったほうが遥かに出来が良い。
いやあ、世の中しどい事がある
ものです。
そこの店主、客のキューを有料
で革巻きしていたのだが、その
作業を見ても驚いた。
革をキューに巻いてあてて、直
にカッターの刃を立ててキュー
ごと切りつけていた。
ン十万もする高価なカスタムキュ
ーのハンドル部分がカッターの
刃で切りこみざっくり。
そして「どうせ隠れるんじゃけえ
わかりゃせんけえ」との事。
おったまげた。
ちなみにシャフトの先角は私は
別の本職リペアマンの人に送っ
て、やり直してもらった。
先角内部が悲惨な事になってい
たが、うまくリペアしてくれた。
他にも人としてひどすぎる事を
繰り返していたので、私はしまい
には呆れ果てて、その店には行か
ない事にした。
友人に対してもひどい事をして
いたのも二度と行かないきっかけ
となった。
その店主、お客さんの女子中学生
の胸を店内で揉んだとかで、わい
せつ行為で逮捕されて新聞に載っ
てました。
今はその店は人手に渡り、別な人
が別店舗名で経営している。
いやあ、世の中、トンデモ野郎は
いるもんです。
そうそう、そういえば、その店主、
TADというキューの存在を知らな
かった。
賭け玉で客からむしる事ばかり
考えている人間だったが、私に
裏玉でボコられたら切れていた。
そしてその次からは「あー。その
撞き方はうちでは禁止」とか、
わっけ分からない事言い出して
た。
とことんトンデモだった。
いろんなのいるね、広島県。
でも、その店の客筋はとても良い
人たちばかりだった。不思議な
事に。まじもんで上級撞球者の
年配の方々も若年者もいい人たち。
いい奴しかいない店というのも
これまた珍しい。大抵は何人も
性格の悪いクソ野郎が玉屋には
いるものだ。
その店のハウストーナメントは
私は勝手に店主にSA級登録され
ての出場だったが、常連さんたち
は全員漏れなくとても人柄がよ
かった。
一緒に飯食いに行ったり、BBQ
やったり、飲みに行ったりした
が、本当に人柄が良い面々だっ
た。
掃き溜めに鶴の逆パターン(笑)。
ミサゴ。別名魚鷹。
日本で魚鷹と呼ばれるのは、海辺
で魚を捕食する鷹だからだ。
数は減少しているが、日本の沿
岸各地でよく観られる。留鳥な
ので一年を通して日本各地で観
察される。
一度だけ、これは1980年代だが、
ミサゴが広島県三原市内の河川の
河口付近の海に急降下して魚を
捕獲する瞬間を見たことがある。
うぉお!と感動した。
だが、飛行途中で魚を落として
しまった。
観察していたら、旋回してまた
別な魚を狙うのかと思ったら、
そのまま直線的に飛び去って
しまった。一撃のみで、次の攻撃
は暫く間を置くのかもしれない。
今でも瀬戸内海の海辺ではミサゴ
の飛行を多く観察できる。
海辺で上空を旋回している大きな
鳥はほぼミサゴだ。腹部が白い
のは海側から見た空に溶ける迷彩
色だろう。人間が作る戦闘機が
同じ迷彩を施されている。腹側は
白っぽくし、背面は海に溶けるよ
うに濃い色で戦闘機は塗装される。
取引先の四国の社長でアマチュア
写真家がいる。
その人が撮影した作品に、ミサゴ
の写真があった。何かで入選した
作との事だった。
飛行中と木にとまっているミサゴ。
かなりの写真なので、どうやって
撮影するのか尋ねたら、こちらも
ハンターのように察知されない
ように偽装してブッシュに潜って
ランチャーのようなレンズで狙う
のだという。
ミサゴの和名は水を探る事から
来ているという説がある。
そして魚鷹との名も持つ。
英語ではオスプレイもしくはシー
ホークだ。シーホークは直訳する
と海鷹になる。
オスプレイのオスとはラテン語の
口の事だ。そしてプレイは獲物の
事である。海の捕食者といった
意味合いだろう。日本語と原意は
同じになる。魚鷹より海鷹のほう
がカッチョよく感じもするが、
日英で同じ感覚で呼んでいたと
いうのも面白い。
ミサゴは極地を除く全世界に生息
している。地球上で一番広範囲に
生息する猛禽類ではなかろうか。
いわば、地球の鷹。
戦後の英国のジェット戦闘機の
シーホークは私はかなり好き。
英軍だけでなく西ドイツ軍やオ
ランダ軍にも配備された。
ロールスロイス・ニーンエンジン。
1940年代に開発。
火が入ったのは大戦末期だったの
で、第二次大戦投入は間に合わな
かった。当時世界最高水準の推進
力と安定性を誇った世界一のジェ
ットエンジン。
スピットファイアの次はこれよ、
これ。ホーカー・シーホーク。
めちゃくちゃカッケー。
これからはこれぜよ!
って、おいらが生まれる前に
運用終了だったが。