渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

転倒理由

2024年04月30日 | open


転倒理由はタイヤが冷えてた
からじゃないよ。

この時点でフロントがインに
切れ込んでるから。

タイヤ温度の不適合によるスリ
ップダウンはこういう転び方
ではない。
これ、ケツからのケッチンです。
下って来てのダウンフォースで
フロントのトラクション配分が、
やや登りになった地点でリアに
移動した時点で前輪が切れ込ん
で転んでいる。
前後のトラクションのアンバラ

ンスな状態がもたらした挙動。
最近はGPマシンなども車の造り

が悪く、日本車は全部平坦路の
コーナーでもこのよう
な挙動に
なって世界チャンピオン
だろう
と転ぶ。

「深刻な問題で開発の方向性が
間違っている」と世界トップの
ライダーたちが指摘するのに、
日本のメーカーは抜本的な構造
変更をしようとはしない。
開発者が自分で乗ってみろと
思うが、人が乗る事を考えて
いないコンピュータデータ任
せの車作りをするように日本
二輪メーカーが軒並み転落し
たので、車はこの先もまず良
くはならないだろう。
メーカーの経営首脳陣や机上
開発者たちの人事を総すげ替
えしない限り。

ハイサイドではないただのダウ
ン転倒なのに、マシンが滑らず
に途中でグリップしたから、車
がもんどりうってグチャグチャ。
これ、フレームまで逝ってるだ
ろうから、廃車コースだろうな。

 


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