渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

350cc(未満)のオートバイ

2024年01月09日 | open
 
カワサキKR350。
なぜゼッケン1がついているか。
それは世界グランプリにおいて
このマシンが一番だったからだ。
これ以外は「その他大勢」でし
かない。
世界最高峰は1台、一人しかいな
い。
世界グランプリという選手権は
そういうもの。世界の頂点に立
つチャンピオンは一人しかいな
い。
 
私が二輪の全排気量の中で一番
好きな排気量は250だ。
それは、世界戦においての一番
ガチバトルドッグファイトがあ
るクラスだったからだ。WGP
での花形クラスでもあった。
だがミドルクラスとしては、
本の公道特定モデルの400
ではなく、世界共通の350が
一番好
きだ。
理由は、それはかつて世界グラ
ンプリ=世界選手権の過激熱戦
クラスだったから。
最大排気量クラスはそれはそれ
で人気はあったが、真の熱戦の
バトルが繰り広げられるのは
350や250だった。
しかも、たった100ccの違いで
350は250に比べて化け物性が
とても高く、最大排気量クラス
への参加も350マシンで可能だ
った。
 
公道走行市販車という二輪も、
スポーツである世界選手権に
準じて排気量のクラス分けが
設定された。
なのでかつては公道車も中型
ミドルでは350がマックス
気量の車だったのだ。
400よりも実は350が熱かっ
たのである。
 
この350は最高だったぜ。
ハマナンの青い風。

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